こんなことがありました。

2022年3月の記事一覧

3月25日(金)転退職教職員のご挨拶

この度の人事異動において、飯豊小学校・幼稚園では、12名の教職員が退職・異動となりました。先日の福島県沖地震の影響で、子どもたちとのお別れをする「離任式」ができなくなってしまいました。年数の違いはあれど、飯豊の子どもたちのために、力を尽くしてくださった方々です。この場をお借りして、ご挨拶をさせていただきます。

【今田 洋一:ふれあい学級担任】

 この度、定年を迎え退職することになりました。飯豊小学校には6年間お世話になりました。1年目は拠点校指導員として、飯豊小学校を始め、4つの学校を回っていました。そのときに関わっていた児童は今年中学2年生になります。2年目3年目は、今年6年生になる児童たちです。4,5,6年目はふれあい学級を担任しました。どの学年の児童も一生懸命に学習に取り組み、思いやりがあって、とても生き生き輝いていた子どもたちでした。そんな子どもたちに囲まれて、幸せに過ごすことができました。この飯豊小学校で教員の最後を迎えることができてうれしく思います。これからは、山形に住む母の所と相馬を行ったり来たりしながらゆっくり過ごしたいと思います。
 勤務中は、いろいろご協力頂いたり、ご指導を頂きまして本当にありがとうございました。皆様のご健康をお祈りいたします。

 

【佐藤 尚子:3年2組担任】

 教員生活の最後は出身地の相馬市で、と覚悟の5年間を過ごさせていただきました。改めて飯豊のよさ、相馬市のよさを子ども達と一緒に学ぶことができ感謝しております。今後は、一地域住民としてよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

【相原 清和:教頭】

 早いもので、飯豊幼稚園・飯豊小学校に赴任してから2年が経ちました。地域の皆様や保護者の皆様には、在任中の温かな励ましや、ご理解とご協力、感謝申し上げます。
 私は、教頭として本校が最初の勤務地でした。初めての教頭職、初めての浜通り、初めての職場で緊張と不安でおどおどしていたのを思い出します。そんな中、教職員や保護者、地域の皆様、子ども達の優しさに救われました。ありがとうございました。
 在任中の2年間は、コロナ禍で通常通りの学校行事やPTA行事に制限がありましたが、チーム飯豊として、創意工夫をして様々な行事を実施できたことはとても誇りに思います。
 最後に、私は喜多方で生まれ育ち、今は、郡山に本拠地を置いています。そしてこの2年間相馬で暮らし、相馬の良さをしみじみ感じています。離れることに寂しさはありますが、これからは家族で何度も相馬に来たいと思います。今まで、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

【唯野 美穂:4年1組担任】

4年2組のみなさんへ

 みなさんといっしょに勉強した2年間、とてもたのしい2年間でした。

 おたがいに教え合ってあきらめずに勉強するすがた、友達がこまっているとみんなで助け合うすがた、一人一人のよいところをみとめあって仲よく活動するすがた…毎日の生活が先生にとって大切な思い出です。

 みんなからもらったメッセージカード、宝物にします。本当にありがとう。

 4月からは、5年生。よりよい飯豊小学校のために、気づき・考え・実行してください。そして、自分自身もさらに成長できるよう「なりたい自分」に向かって、一歩一歩、がんばってください。先生もみんなに負けないようにがんばります。

  保護者の皆様へ

 飯豊小学校では、6年間お世話になりました。

 たくさんの子どもたちと学校生活を送ることができ、数多くの思い出ができました。

 みずほ発表会や運動会、学年行事、PTA活動等、保護者のみなさまに助けていただき、本当にありがとうございました。

 飯豊小での思い出を大切に、新任地でも頑張りたいと思います。

 大変お世話になりました。

【菅野 麻美:2年1組担任】

 2年前、現2年生の子どもたちの入学と同時に飯豊小学校に着任しました。それから2年間、担任をさせていただき、子どもたちと共に学び、共に成長することができました。コロナウイルスや地震により、最後の最後まで色々なことが制限された中でしたが、素直で一生懸命頑張る子どもたちや、その子どもたちを温かく見守ってくださる保護者や地域のみなさまに助けられながら、今日まで過ごすことができました。本当にありがとうございました。飯豊小学校のみなさんが、新しい学年でさらに活躍してくれることを願っています。

飯豊小学校のみなさんへ
 2年間ありがとうございました。みなさんは、ありがとうの木にたくさんの花を咲かせることができる♡やさしさパワー♡をもっています。放送で発表してくれた人もいましたね。人にやさしくできる人の周りには、友達がたくさん集まってきます。その♡やさしさパワー♡をどんどんチャージしていってくださいね。そして、友達、家族、たくさんの人に、やさしくしてあげてください。期待しています。
2年1組のみなさんへ
 みなさんを担任することができて、とても幸せです。みんなで一生懸命学習したり、校庭で思いっきり遊んだり、たくさんの思い出が胸の中につまっています。素敵な思い出をありがとうね。2階のリーダーとして飯豊小学校を盛り上げていってください!4月からも元気いっぱいに登校してくれることを願っています。少し遠くからずっとずーっと応援していますよ。

【川前 大樹:6年2組担任】

 この度ご縁があって、長野県の小学校で働くことが決まりました。
 初めて教員として社会に出てから4年間、飯豊小学校に勤務させていただきました。毎日がとても刺激的で充実した日々を、子どもたちと、そしてご支援いただいた保護者の方々、地域の方々と過ごすことができ、とても楽しかったです。
 次に勤務する小学校は、寒いときには-20℃にもなる場所です。初めての土地、初めての環境に、正直不安がとても大きいです。しかし私には、この4年間たくさん支えて下さった皆様との温かい思い出がたくさんあります。それらを大きな力に変え、新天地でも精一杯、邁進していきたいと思います。
 4年間、大変お世話になりました。またどこかでお会いできることを願っています。

 

【猪野 令奈:3年1組担任】

 初任者として飯豊小学校に来て三年が経ちました。はじめの頃、仕事の仕方が分からず、悩んでいた毎日でしたが、毎日学校に行くと「先生おはようございます!」という元気な子どもたちの声に励まされていました。飯豊小学校のかわいい子どもたちと一緒に、三年間学ぶことができて幸せでした。飯豊小学校で学んだことを大切にして生かし、次の学校でも自分らしく成長し続けたいと思います。飯豊小学校のみなさん、三年間本当にありがとうございました。

 

 

 

 

【島 和喜:初任者研修拠点校指導員】

 教職の最後を出身校の飯豊小学校で4年間を過ごさせていただきました。改めて飯豊小の様々なよさを感じました。また42年間無事勤務できたのも皆様方のおかげだと感謝しております。今後は、相馬市民として推譲の心をもって地域に奉仕してまいります。今後ともよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

【阿部 陽子:専科】

 飯豊小学校には、前にもお世話になったことがありますが、今回は3年間通わせていただきました。主に、社会や音楽、図工や書写などの教科を担当し、児童のみなさんとともに、楽しく過ごすことができました。社会の黒板をみんなで完成させましたね。穴埋めになっているワードを調べ、「わかったよ!」と、みんなで積極的に黒板に書いていく姿が目に焼き付いています。美しい季節を楽しむように、音楽ではその季節の歌を歌いました。教科書の歌だけでなく、物語の歌も歌いました。お習字もがんばりましたね。真剣な眼差しで筆を動かしていく様子が、頼もしくもあり、かわいらしくもありました。授業が終わった後、サプライズもしてくれましたね。チョークの箱を手渡してくれたり、なんと、私の誕生日を祝ってくれたりしたことも。ハッピーバースデーの歌、折り紙で作ってくれたプレゼント、やさしいことばいっぱいの、あったかいお手紙・・・。どれもこれも大切な宝物になりました。みなさんとの学校生活、本当に楽しかったです。心を込めて・・・ありがとうございました。

【門馬 恵都子:2年2組担任】

保護者のみなさまへ
 1年間という短い期間でしたが,とても有意義な1年間でした。
 4月の着任式のあいさつで,子どもたちに,「飯豊小学校の子どもたちの元気なあいさつに,ドキドキがワクワクに変わりました。」というお話をしました。その話の通り,1年間ずっとワクワクの毎日でした。子どもたちの素直さ,明るさに助けられることもたくさんで,楽しい毎日でした。これも,保護者のみなさまの子どもたちへの深い愛情と温かなご支援とご協力のおかげと心から感謝しております。4月からも子どもたちが元気いっぱいに楽しく登校できることを,隣町から祈っています。1年間,本当にありがとうございました。

飯豊小学校のみなさんへ
 たった1年間でしたが,飯豊小学校のみなさんとの出会いは,先生にとって,とっても素敵な出会いでした。4月に,6年生から「わくわく先生」と命名され,そこから全校生に広がっていったことは,とても嬉しい出来事でした。何かあるたびに,「わくわく!」と合言葉のように言ったり,帰り際に,「明日もわくわくで来ます!」と言ってくれたり。こんな風に声をかけてくれる学校は,これまで行ったことはありません。これからも,元気で明るく,素直な心で4月からも頑張ってください!!
 そして,2年2組のみなさん,1年間ありがとう!先生は,2年2組の先生になれて,幸せだったなと感じています。「みんなの力でみんなができる!」ように,お互いに助け合って過ごしてきたことは,みなさんの大きな力になっています。また,毎日「わくわく」できたことは,大切な思い出となりました。本当に楽しい毎日でしたよ。心優しい2年2組のみなさんのことが大好きです!4月から,下学年のリーダーとなりますが,みなさんならステキなリーダーになれると信じています。隣町からみなさんの活躍を応援しています!
 4月からも「わくわく」して,登校してくださいね☆

【竹村祐子:幼稚園さくら組担任】

 昨年4月から皆様には行事などでご協力をいただきまして、心より感謝いたします。
 コロナ禍の中、思うように出来なかった代わりに子ども達を楽しませようといろいろ考えながら日々過ごしてきました。
 こちらでの経験を今後の仕事に活かして行きたいと思います。
 本当にありがとうございました。

 

 

 

【阿部幸子:幼稚園預かり保育担当】

飯豊幼稚園の皆様へ

 先生は今日で幼稚園に来るのが最後になりました。皆さんとお別れすることが、とても淋しく思います。
 預かりをしていないお友達とはあまり話ができませんでしたが、お部屋で元気に歌ったり、楽しそうにゲームをしているところをいつも見ていましたよ。
 預かりのお友達とは、ブロックや紙飛行機飛ばし、パズルやゲームなど、たくさん話をしながら楽しく遊びましたね。
 先生は、皆さんから元気をいっぱいもらいました。さくら組さんは1年生になっても、ちゅうりっぷ組さんは、年長組になってもお友達と仲良く元気に過ごしてください。
 今までどうもありがとう。

 

12名の教職員の皆様、飯豊の子どもたちのために本当にありがとうございました。皆様が、4月からも、ますますご健勝でご活躍をされることをご祈念申し上げます。

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3月23日(水)卒業証書授与式

16日(水)深夜の福島県沖地震では、無事にこの日を迎えることができるのか大きな不安がありました。しかし、保護者の皆様のご理解とご協力、相馬市教育委員会のサポートなどのおかげで、37名の卒業生を無事に送り出すことができました。

 

 

 

 

 

 

  卒業証書授与式 式辞
 今年の冬は寒い日が続き、雪もたくさん降りましたが、ようやく校庭の木々は芽吹き、小鳥のさえずりも聞こえるなど、本格的な春の訪れを感じる今日の佳き日に、卒業証書を手にした37名のみなさん、卒業おめでとう。
 そして、保護者の皆様・ご家族の皆様。皆様方の毎日の努力と、愛情の積み重ねがここに実を結び、今日の日を迎えることができました。本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。また、お子様の入学から今日に至るまで、飯豊小学校にお寄せいただきました、数々のご支援、ご協力に対しまして、この場をお借りして、衷心より厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 ご来賓の但野直治PTA会長様、ご多忙の折、本校、卒業式にご臨席を賜りまして、まことにありがとうございます。日頃より児童を温かく見守っていただき、重ねてお礼申し上げます。

 さて、卒業生のみなさん。私はみなさんとの出会いに、感謝をしています。 学校生活の様々な場面で先頭に立って、後輩たちをリードしてくれる、優しく、頼もしい6年生でした。なかでも、それぞれの学級で企画した、オリエンテーリングや、屋台巡りなどのスマイル班活動は、飯豊小学校の伝統として、継続させていきたい立派な活躍でした。お掃除のない日の休み時間に、自主的に廊下をモップ掛けする、6年生の姿をたくさん見かけました。でもそれに気付いたのは、私だけではなく、1年生2年生、たくさんの後輩たちも気づきました。そして気づいた後輩たちは、落ちているごみを進んで拾ったり、教室を掃除したりするようになりました。私は、うれしくて、1学期終業式に、学校が変わり始めたと伝えました。
 このような最高学年としての在り方を、後ろ姿で示してくれたみなさんは、後輩たちにとってあこがれの存在だったに違いありません。そして私たち教師にとっても自慢の6年生でした。飯豊小学校の最高学年としての在り方は、今、みなさんを見つめている5年生が、しっかりと引き継いでくれるはずです。

 昨日まで新しかったことが、明日には古くなってしまうと言われるほど、科学や技術の進歩のスピードは、想像以上に速く、社会の仕組みも、どんどん複雑になっていく中で、みなさんは社会人となっていきます。変化の激しい二十一世紀を担う、大切な子どもたちを育てる教育者として、卒業するみなさんへ、一つ、はなむけの言葉を贈ります。
 今を大切に生きるということです。飯豊小学校での、忘れられないかけがえのない六年間は、今を努力した結果です。自信を持ってください。そして、夢の実現と希望あふれる未来は、今を努力してつくっていくのです。目標をもってください。その目標に向かって努力をしてください。・・・たくさんの人と出会い、様々な経験を積み、自分にとって、本当に大切で、本当に必要なものを見極める力を、みがいていきましょう。すべての者が、夢を実現することはできないかもしれませんが、失敗を恐れ、今を努力しない者には、成功した喜びを味わうことはもちろん、失敗した悔しささえ、味わうことが許されないのです。どうぞ、今を大切に生きてください。
 みなさんの、これからの素晴らしい成長は、私たちの未来であり、私たち大人の希望です。
 地域とのつながりが強くて深い、飯豊小学校です。本来であれば、地域の方々やたくさんのご来賓の方々に、みなさんの晴れの姿をご覧いただきたかったところですが、新型コロナウイルス蔓延対策のために、残念ながら参加者の制限をして、実施せざるを得ませんでした。ですが、みなさんは、たくさんの方々の支えや繋がりがあってこの日を迎えることができたことを、忘れないでください。そして、その繋がりを大切にできる人になってください。

 名残りは尽きませんが、いよいよ、羽ばたきの時です。 目の前は晴れ渡っています。胸を張って、笑顔で飛び立ってください。 先生たちは、これからもずっと、みなさんの未来を精一杯応援します。 ご卒業、本当におめでとう。そして、ありがとう。   

令和4年 3月23日    相馬立飯豊小学校長   木村 裕之

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3月18日(金)修了式:幼稚園年長

年少組に続いて、年長組でも「卒園式」に当たる「修了式」を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめに、歌い親しんだ「園歌」を歌いました。次に、修了証書を一人一人に手渡しました。そのときに、将来に夢を宣言します。みんな立派な夢をもっています。最後には、別れの言葉を呼びかけや歌を交えながら行いました。

【 式辞 】

修了証書授与式  式辞

さくら組のみなさん、幼稚園の修了おめでとうございます。大きく立派に成長しましたね。みなさんは、この飯豊幼稚園で大切なことをいくつも学んでくれました。

代表で2つだけ振り返ります。

1つ目は、お友達と仲良く遊べるようになったことです。お友達と仲良く遊べることは、4月からの小学校生活でもとても大切なことです。みなさんは、遊びを通して、自然にお友達の気持ちを考えて思いやることができるようになりました。

2つ目は、いろいろな活動をしたことです。特に、海賊ごっこ・船橋やごっこ・レーザービームごっこ・クレーンごっこ・ドラムごっこなどのたくさんのごっこ遊び。ザリガニ・おたまじゃくし・アゲハチョウの幼虫・メダカなどの飼育・この2つの活動をしていた時の皆さんは、とっても素晴らしかったです。アイディアを形にしたり、わからないことが出てきた時、自分で考えたり、図鑑や本で調べたり、お友達と話し合って協力したりすることができました。

飯豊幼稚園で経験したことが、これからの小学校生活の役に立ち、みなさんが自分らしく、なりたい自分を見つけて、自分の世界を広げていってくれることを、園長先生は願っています。

そして保護者の皆さま、幼稚園に通わせながらの子育て、大変だったことでしょう。でもよく頑張りましたね。お子様がこのように成長できたのは、保護者の方々の頑張りがあったからです。また、お忙しいなかにあって、幼稚園の運営にご理解とご協力いただき、本当にありがとうございました。深く感謝いたします。来月から、お子様は小学生となります。心身ともに大きく成長する時期です。成長していく姿を嬉しく思うとともに、心悩ませることも出てくると思います。思わずいらだつこともあるかも知れません。でもそんな時でも、どうか、子どもたちを優しく包み込んであげることを忘れないでください。私からのお願いです。

今日まで大切なお子様を飯豊幼稚園に預けていただき、ありがとうございました。子どもたちと過ごさせていただいた時間は、私たち職員にとってかけがえのないものとなっています。12名の子どもたちが、元気に明るく小学校を楽しんでくれることを願っています。さくら組のみなさん、保護者の皆さま、そしてご家族の皆さま、幼稚園修了おめでとうございます。そして、ありがとうございました。

令和4年 3月18日 相馬市立飯豊幼稚園長 木村 裕之

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3月18日(金)修了式:幼稚園年少

年少のちゅーりっぷ組が、先に1年間の修了式を行いました。この1年間の成長について、お話ししました。

 

 

 

 

 

 

【 園長の話 】

去年の4月7日入園式に、みなさんに出会ったと思ったら、あっという間に1年間が過ぎました。楽しい時間って、あっという間に過ぎるのでしょう。

ちゅうりっぷ組のみなさんはどうかな?

「飯豊幼稚園での一年間、楽しかった人!」「はい!」

よかったです。

楽しく過ごす中で、みなさんは、とっても大きくなりました。

たくさんの活動や制作を最後まで頑張る事ができました。

友達と仲良く優しい気持ちで遊んだり活動したりできました。

心も体も大きくなったみなさんは、次の4月には、さくら組になります。お兄さん・お姉さんになるんだよ。

みなさんが年長のお兄さん・お姉さんたちにしてもらったように、次の年少さんにもやさしく教えてあげてくださいね。

そして、元気いっぱいに、色んな事にチャレンジしていってください。園長先生は、飯豊幼稚園にまた皆さんの元気な笑顔が戻ってきてくれるのを楽しみに待ってます。

そして式の後に、4月から大野幼稚園に転園するお友達とのお別れをしました。寂しくなりますが、大野幼稚園でも楽しく頑張ってください!

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3月11日(金)東日本大震災追悼行事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【校長が子どもたちに話したこと】

2011年(平成23年)3月11日は、東日本団震災が起きた日です。亡くなった方・今も行方不明の方は18,425人もいました。ここ相馬市でも、458人もの方がなくなりました。

でも、世界に目を向けると、1967〜2016年の50年間で、約8,000件の大規模な自然災害が発生し、亡くなった人の数は1約280万人です。福島県の全人口が、約180万人ですから、それよりも100万人も多いのです。とんでもない数字です。なくなっていい命なんて一つもないのに、こんなにもいるのです。つまり、世界中どこを探しても災害が起きない場所なんてないのです。

それは、地球も生きていて活動しているからなのです。地球は、毎日、時速1,700kmなんてものすごい速さで回転しているし、温暖化なんて問題も起きるし、災害も起きます。でも、地球が死んだ星なら、人間は一人も生きてはいけません。

だから、私たちは自分の命を守るため、大切な人の命を守るため、この3月11日を命について考える日として、いつまでも大切にしていかなければなりません。人間は忘れて助かることもありますが、この3月11日のことは絶対に忘れてはいけないのです。

6年生でさえ、まだ1歳。ほとんどがまだ生まれてもいませんでした。それでも、この日を大切にし、忘れないためにも、東日本大震災について自分言葉で話ができ子どもになってください。

【児童の意見文①】

 東日本大震災から、今年で十一年が経ちました。震災当時、私はまだ一才で、そのときの記憶はありませんが、とてつもなく恐ろしい出来事だったことは知っています。十一年前の今日、いつもおだやかな松川浦が、あれくるう波となり、ここ相馬をおそい、多の人々の命が一瞬にしてうばわれてしまいました。震災のえいきょうを受けたままの場所、地震のゆれでくずれた場所、さらには、津波で流れされてしまった建物もあります。あれから十一年。今では震災に関する施設や建物が建てられています。これらのものには、震災のことを決して忘れてしまわないように、との思いがこめられているのだと思います。あのとき相馬をおそった松川浦は、今では海産物が獲れるほどにきれいになりました。また、海の近くには、浜の駅が建ち、夏になると、海はたくさんの人であふれかえっています。

 十一年の時を経て、相馬は更なる復興へ向かっていっています。だからこそ、あのときの震災で、想像を絶する恐怖と不安を体験した人達がいたということを絶対に忘れてはいけないと私は思います。実際に災害が起きたときにどう動くか、日頃から考えるべきだと思うし、地震が起きたときや迫ってくる危険から命を守るためにどうすればいいのか考えておくことが大切なのではないでしょうか。震災を経験していないみなさんにも、震災当時のことを知ってもらい、そこから復興をとげた相馬のことをもっと知って、好きになってもらいたいと思います。また、私自身も、相馬の人々の思いを受けついで、相馬の文化や名産を伝えていきたいです。そして松川浦とともに相馬で生きていきたいです。

【児童の意見文②】

 十一年前のこの日、相馬は大きな地震と津波によってたくさんの被害を受けました。その津波によって僕は、おじいちゃんとおばあちゃんを亡くしました。僕はまだ一歳だったので、二人との思い出はほとんどありません。そんな大変な災害が相馬を襲いました。
 あれから十一年が経ち、僕は十二歳になりました。この十一年間相馬で過ごし、今年相馬の復旧・復興を学び、分かったことがあります。それは、相馬の復旧・復興のために力を合わせ、協力している方々がたくさんいるということです。お父さんとお母さんは、僕をここまで大事に育ててくれました。地域の方は、僕たちが安全に登校したり、安心して暮らせる町にしたりと、僕たちを支えてくれました。
 これから、震災を知らない人達が増えてきます。僕たちはこの震災を、絶対に忘れてはいけないと思います。この震災がなければ、これから出会う人達がいたかもしれません。僕たちは、命を奪われてしまった人達の分まで、精一杯生きていかなければなりません。僕たちを支えてくれた方々のように、これからは僕たちが支える側になれるように、頑張っていきたいです。

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3月11日(金)方部児童会

今年度最後の方部児童会を行いました。主な活動内容は、6年生の現班長から5年生、班によっては4年生へ班長の役割と共に班旗を引き継ぐことです。こうして一つ一つ飯豊小学校の最高学年としての役割のバトンタッチをしています。

14日(月)の集団登校からは、新班長です!

 

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3月10日(木)読み聞かせ

 

 

 

 

 

 

年間を通してお世話になってきた「読み聞かせボランティア」はこの日が、最終回でした。通算6回も読み聞かせをしていただきました。「門馬恵子 様、阿部道子 様、中村美由紀 様」ありがとうございました。

元気のいい1年生も2年生も、静かに聞きなさいとか、よそ見をしないで見なさいとか、、、そんな言葉かけは不要です。全員絵本に釘付けです。来年度も必ず継続していかなければならない取り組みであると確信をしました。

門馬様・阿部様・中村様、本当にありがとうございました。そして、ぜひ来年度もよろしくお願いいたします。

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3月9日(水)・10日(木)「ありがとうの木」表彰

青少年赤十字活動の取り組みの一つとして、「ありがとうの木」を行っています。これは、 各学級にありがとうの木を設置して自分がしてもらってうれしかったことを記入して掲示する取り組みです。また、毎月15日の昼の放送では、各学級から1つ「ありがとう」の事例を紹介しています。紹介した事例は放送室前に掲示して「ありがとうの花束」として掲示しています。

そこでこの日は、これまでのまとめとして、学級ごとに善い行いを周りの友達に認められた児童や周りの友達の良い行いにたくさん気づいた児童に、メダルを贈呈しました。今回も、新型コロナウイルス感染に配慮をしてテレビ放送で行いました。

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3月8日(火)避難訓練

 

 

 

 

 

 

お昼休みに、予告なしでの避難訓練を行いました。当初は、1月31日を予定していましたが、新型コロナウイルスまん延防止重点期間中であったことから延期をしていました。今年度最後の避難訓練は、以下の想定で行いました。

【想定】

本県沖を震源とする強い地震(震度6弱)が昼休みに発生する。強い揺れのため、東校舎と西校舎が分断され家屋倒壊の恐れがあるため、児童の安全を確保するために校庭に避難して建物から離れる。

【緊急放送1】

これは訓練です。地震発生。大きな揺れです。児童は動きを止めて放送を聞きなさい。まず、身の安全を確保するため、落ち着いて机やテーブルの下に身を隠しなさい。廊下やホールで身を隠すことができない時は、落ちてきそうな物や倒れそうな物から離れてしゃがみ、頭を守りなさい。階段にいる児童はその場にしゃがみ、頭を守りなさい。校庭にいる児童は、建物から離れ、校庭の真ん中に移動しなさい。職員は近くにいる児童の安全を確保し、励ましの言葉をかけなさい。

【緊急放送2】

大きな揺れが長く続いたため、東校舎と西校舎の通路が使えなくなり校舎が崩れる危険があります。職員は児童を通路に近づけないようにし、近くにいる児童の安全を確保しながら校庭に避難誘導しなさい。校舎内の児童は、近くの先生方の指示に従い、校庭に避難しなさい。校庭にいる児童は、旗を持っている先生のところに集まりなさい。避難開始。

 

1年間を通して、各種訓練では、「自分で自分の命を守ることができるように、正しい知識と良い判断力を鍛えましょう。」と話してきました。今回の訓練では、避難は素早くすることができました。残念だったのが、休み時間中だったこともあり、話し声が多かったことです。万一の時には、放送等による指示がしっかり伝わることがとても重要となります。放送での全体会では、そのことを話しました。訓練も・練習も、本気で全力で取り組めるようにしていきます。

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