2024年10月の記事一覧

10月30日の給食

 

今日の献立は

「カレーラーメン 牛乳 もやしのナムル スイートパンプキン」でした。

 明日は、「ハロウィン」です。ハロウィンは、秋の農作物などの収穫をお祝いし、悪いお化けを追い払う行事です。かぼちゃの中身をくり抜いて怖い顔を作り、お化けを怖がらせて追い払います。外国では、子ども達が仮装して家々を歩き回り、お菓子をもらうという習慣があります。

 今日は1日早いですが、そのハロウィンにちなみ、楽しいお祭りを想像して食べられるように、スイートパンプキンを作りました。

 また、今日の食育掲示板でも「ハロウィン」について紹介しました。

 今日の「スイートパンプキン」について、レシピも紹介しております。

 ぜひ↓のリンクよりご覧ください。

 https://soma.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/655/8eb8e95cfa8e5a1733c46e2c4d574fec?frame_id=1293

 

10月29日の給食

今日の献立は

「鶏五目ごはん 牛乳 からし和え つみれ汁」でした。

 今日は「いわしのつみれ汁」についてお話しします。いわしは漢字で「魚へんに弱い」と書きます。陸に上がるとすぐに弱ってしまうところから、「よわし」と言われ、その言葉が「いわし」へと変化していったと言われています。弱りやすい魚なので、今日のようにすりつぶしてつみれや団子にしたり、開いて干したりして保存していました。

 血液をきれいにしたり、病気を予防してくれる栄養がたくさん入っていて、カルシウムもたっぷりです。

 今日の栄養掲示版では、「つみれ」について紹介しました。

 花を摘むなどの「摘む」から来ているそうで、「つみいれる(すこしちぎって鍋に入れる様子)」から「つみれ」になったそうです。

 

今日の「鶏五目ごはん」のレシピを紹介しています。よろしければご利用ください。

https://soma.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/655/9287fe0ec4231feb8aec4f4f608e7533?frame_id=1293

10月28日の給食

今日の献立は

「マーボー丼 牛乳 きゅうりのピリ辛漬け 春雨スープ」でした。

 今日の「マーボー丼」の「麻婆豆腐」は、中国の四川省という地域で生まれた料理です。
 四川料理は、唐辛子などの香辛料を使った辛い味付けが特徴の料理です。今日の給食の麻婆豆腐にも豆板醤という、そら豆や唐辛子から作られる調味料を使っています。

 豆腐は、大豆からできる食べ物なので、タンパク質やカルシウムなどの栄養素がたくさん含まれています。

 今日のおすすめコーナでは「麻婆豆腐」のおいしさのポイントについて紹介しました。

 麻婆豆腐には「五味一体」といわれる5つのおいしさがあります。

 

 麻(マー)は花山椒(ホワジャオ)の痺れる辛さ

 辣(ラー)は唐辛子の辛さ

 香(シャン)はにんにくや豆板醤の香り

 熱(タン)は麻婆豆腐を焦げる寸前まであたためた、熱の旨味。

 色(スー)は豆腐の白、唐辛子の赤、ねぎ(本場は葉にんにく)の青の色の取り合わせ。

 

 ある中国料理の漫画では、このほかに酥(スー)というサクサクとした歯触りを6つ目のポイントとして紹介していました。

10月25日の給食

今日の献立は

「麦ごはん 牛乳 メヒカリの唐揚げ おかか和え 相馬の豚汁」でした。

 今日は「そうまうまうま献立」の日でした。今日は相馬産の「メヒカリ」や相馬の伝統野菜「相馬土垂」を使ったメニューを提供しました。

 今日の掲示板では、「メヒカリ」について特集しました。

 メヒカリは水深150~200mで獲れる深海魚です。春が旬の魚ですが、秋から冬にかけて脂がのりおいしくなります。

 今日は「メヒカリの唐揚げ」のレシピを紹介しています。よろしければ下記リンクからご覧ください。

 https://soma.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/655/c75376d7f4aa0207b607d2d73016e400?frame_id=1293

10月24日の給食

今日の献立は

「きなこ揚げパン 牛乳 フレンチサラダ アルファベットスープ」でした。

 「揚げパン」はコッペパンを油で揚げて、「きなこ」や「ココア」「砂糖」などをまぶして作ります。
 揚げパンは、給食のパンをよりおいしく食べられるように考え手作ったメニューです。
 昔は給食に「ごはん」や「麺」は出ませんでした。毎日コッペパンだったそうです。昔のコッペパンは固く、パサパサしたものでした。そのパンを、油で揚げることで「柔らかく」「温かく」食べられるようにしました。

※詳しいお話しは↓のPDFをご覧ください。

 昔は欠席した児童にパンを持って帰ることができたそうです。そこで硬くなってしまうパンを油で揚げて、栄養がつくように砂糖をまぶしたパンを、調理員さんが作って持たせたのが始まりといわれています。

 今日は実際の調理風景も見てもらいました。揚げパンはフライヤー(揚げ鍋)に入れた後、均等に揚げるために、まんべんなくパンを回さないといけません。技術が必要なところです。

 近年では、砂糖、ココア、きなこの他にもシナモンシュガー、黒糖、黒ゴマ、抹茶、青のり、カレー粉などいろいろな味の揚げパンがあります。

↓に揚げパンのレシピを公開しています。ぜひご活用ください。

https://soma.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/655/c387ad42d4605b65c1be5a7065ed35b4?frame_id=1293

10月23日の給食

今日の献立は

「きつねうどん 牛乳 大学いも ヨーグルト」でした。

 大学いもは、油で揚げたさつまいもに甘いみつをからめた料理です。
 むかし東京の大学生が好んで食べていたので、大学いもと呼ばれるようになったという説があります。大学いもに似た料理に、いもけんぴなどがあります。
 さつまいもには、風邪をひきにくくするビタミンCのほか、お腹をきれいに、そして調子を整える食物せんいもたくさん含まれます。

日本大学芋愛協会ホームページを参考にさせていただきました。

※↑の画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

 お昼の放送でもお話ししましたが、調べると5つの説があるそうです。多くが大正~昭和時代にいわれた説という事で、そのころには大学いもという料理は食べられていたようです。

 また、大学いもに似た料理に中国の「抜絲地瓜」(バースーディーグワ)という料理があります。さつまいもを油で揚げて糖蜜をからめるのは同じですが、表面がカリカリしています。

10月18日、10月22日の給食

18日、22日両日ともに栄養士出張のため、写真を用意できませんでした。

 

10月18日の献立は

「麦ごはん 牛乳 秋刀魚の塩焼き ほうれん草の卵和え 大根のみそ汁」でした。

 18日は秋が旬のさんまを塩焼きにしました。近年漁獲量が不安定な魚ではありますが、日本では昔から庶民に親しまれてきた魚でもあります。

 さんまは「秋刀魚」と書くように、秋に旬を迎え、刀のように見える魚です。

↓をクリックするとPDFファイルが開きます。

10月22日の献立は

「きのこごはん 牛乳 切干大根のごまネーズ和え 具沢山みそ汁」でした。

 きのこご飯には「まいたけ」「しめじ」「しいたけ」が入っていました。きのこは一年中スーパーで売られていますが、初夏や、秋が旬の食材です。

 低カロリーで食物繊維も豊富なので、お腹の調子を整えてくれます。

 

 

 

 

10月17日の給食

今日の献立は

「コッペパン キャラメルパテ 牛乳 ハムマリネサラダ かぼちゃのポタージュ」でした

※給食の写真を撮ることができませんでした。

 今日は「かぼちゃ」の旬について放送しました。

 みなさんはかぼちゃの旬を知っていますか?ハロウィンや12月には冬至かぼちゃがあるので寒い時期が旬だと思われているかもしれません。実は夏から秋の初めがかぼちゃの旬といわれています。かぼちゃは長い間保存することができる野菜で、涼しい場所で保存すれば、秋や冬にもおいしくたべられます。

今日の掲示板でも↓「かぼちゃ」について紹介しました。

10月16日の給食

今日の献立は

「ちゃんぽん麵 牛乳 チンゲン菜とエリンギのソテー 梨」でした。

 今日のデザートの「なし」には、いろいろな種類があります。相馬市でもなしはたくさん育てられていて、時期によって「香水(こうすい)」や「豊水(ほうすい)」、「あきづき」、「新高(にいたか)」という種類のなしがあります。全国的にみるとさらにたくさんあり、「南水(なんすい)」、「にっこり」、「新甘泉(しんかんせん)」という種類のなしもあります。

10月15日の給食

今日の献立は

「秋野菜カレー 牛乳 小松菜サラダ ブルーベリーゼリー」でした。

 今日の「秋野菜カレー」には、秋が旬のさつまいもが使われています。いつものカレーにはいっているじゃがいものかわりに「さつまいも」を使いました。さつまいもは、やきいもやスイートポテト、大学芋などさまざまな料理に使われますが、カレーにいれてもおいしく食べられます。

 また今日は「目の愛護デー」にちなんだ献立でもありました。

 10月10日が目の愛護デーという事で、少し日が過ぎてしまいました。

 人間はほとんどの情報を目から取り入れます。そのため、勉強や読書、スマートフォンやタブレットの使用などで、普段から目は疲れ気味になってしまいます。

 今日の給食には、ほうれん草や小松菜などの「ビタミンA」やブルーベリーゼリーの「アントシアニン」という目に良い働きのある食品を使いました。

※↓をクリックするとPDFファイルが開きます。

10月11日の給食

今日の献立は

「麦ごはん のりのつくだ煮 牛乳 レタスとチキンのサラダ 野菜の煮物」でした。

 今日は食事のマナー(食事の姿勢)について放送しました。 
 食事をする時は背すじをのばすのが正しい姿勢です。
 正しい姿勢になるためには、体とつくえの間に、にぎりこぶし1つ分のすきまを作りましょう。正しい姿勢で食べると、見た目が美しいばかりでなく、食べ物が体の中できちんとはたらきます。体を丸めて食べると食べ物の消化が悪くなってしまいます。
 正しい姿勢で食事ができるように心がけましょう。

また今日は、給食コーナーで佃煮について紹介しました。

佃煮は江戸時代に、現在の東京「佃島」というところで、作られた名産品です。しょうゆ、砂糖、みりん、酒、水あめなどで、小魚、小エビ、貝類、昆布などを甘辛く煮たものです。

 

きょうも給食コーナーに子どもたちが見に来てくれました。

10月10日の給食

今日の献立は

「コッペパン ブルーベリージャム 牛乳 ブロッコリーサラダ クラムチャウダー」でした

 今日の給食紹介は「あさり」についてです。あさりは、貝の中では一番よくとれる貝です。
 あさりは、干潟を掘って探すと、簡単にとれる貝だったことから、「探し求める」という意味の「漁る」が転じて「あさり」と呼ばれるようになったそうです。
 あさりには、体を作るたんぱく質のほか、血をつくるのに役立つ鉄も多く含まれています。

10月8日の給食

今日の献立は

「かむかむわかめごはん 牛乳 こんにゃく炒め すいとん汁」でした。

 本日は「カミング30献立」という事で、噛み応えのある食材や料理を提供する日でした。

 かむかむわかめごはんには、普段は入っていない「茎わかめ」が入っていたり、こんにゃく炒めの「こんにゃく」、すいとん汁には「根菜類」「すいとん」が入っています。

 

 すいとんは、小麦粉に水を加えて練ったものを適当な大きさにして汁に入れて煮たものです。昔戦争があった時代の、食糧がない時代に、簡単に作れ、体もあたたまり、空腹を満たしやすいことから、お米のかわりに食べられていました。
 当時は具の野菜も少なく、だしも取らないで作られていたようです。今日のすいとんは、しっかりとだしをとり、いろいろな食材を入れて作りました。

 今日の掲示板では、「すいとん」についてと、福島県の郷土料理として楢葉町の「マミーすいとん」について紹介しました。

10月7日の給食

今日の献立は

「麦ごはん 牛乳 鶏肉の米粉焼き ほうれん草のきのこ和え 呉汁」

 今日のほうれん草のきのこ和えに入っている「ほうれん草」について紹介します。
 ほうれん草には目や肌に良いカロテンだけではなく鉄分も多く含まれています。茹でるとたくさん食べられるため「野菜の王様」ともいわれています。しっかり食べて、みなさんもパワー全開で頑張りましょう。

 また今日の呉汁は、日本各地に伝わる郷土料理の1つです。水につけ、やわらかくした大豆をすりつぶしたものを「ご」といい、「ご」を入れた味噌汁なので「ごじる」と、呼ばれるようになりました。

今日の掲示板では、米粉について紹介しました。

10月4日の給食

今日の献立は

「麦ごはん 牛乳 豚肉のバーベキューソース ボイルキャベツ もずくスープ」でした。

 今日は豚肉のバーベキューソースかけです。
 バーベキューソースには、しょうが、にんにく、たまねぎ、りんご、レモン果汁、砂糖、しょうゆ、みりん、酒で作り、焼き上げた豚肉にかけました。

 また、今日のお昼の放送ではバーベキューについて紹介しました。

 もともとはスペイン語の「串焼き」を意味する「バブラコラ」という言葉が、アメリカに伝わり英語で「バーベキュー」と呼ばれるようになりました。 

 日本のバーベキューは主に、炭火の上に網をしいて肉などを焼いて食べる「グリル」ですが、本場のアメリカでは、肉を炭火や薪の火で、低温で長時間「蒸し焼き」にします。

 バーベキューの始まりは、土を掘ってその穴で火をおこし、豚などを丸焼き(蒸し焼き)にしたものでした。 

10月3日の給食

 

今日の献立は

「食パン いちご&マーガリン 牛乳 ひじきのマリネ 肉団子スープ」でした。

今日はお昼の放送と、給食掲示板で「食パン」について紹介しました。

普段から慣れ親しんでいる「食パン」ですが、正式な名前は意外と知られていないです。

※諸説ありますが、その一つを紹介しました。

 食パンが日本で誕生したのは、明治時代といわれています。イギリスのパンに「ティンブレッド」というパンがあり、それを日本に来ていた外国人向けに「ヨコハマベーカリー」が作り始めたのが最初の食)パンです。

 明治時代日本)では「アンパン」や「クリームパン」などの菓子パンが流行っていました。食パンは、食事の主食になる甘くないパンという事で、「主食用パン」と呼ばれました。主食用パンが短くなって、「食パン」とよばれるようになりました。

また、今日はうれしいおたよりもいただきました。

消毒用のスプレーが壊れてしまい、交換をお願いされました。そこにうれしいメッセージとイラストが描かれていました。

普段なかなか児童のみなさんとお話しできない調理員さんですが、このようなメッセージが一番うれしいものです。メッセージをくれたみなさんありがとうございました。

10月2日の給食

今日の献立は

「酸辣湯麵(サンラータンメン) 牛乳 春巻き」でした。

今日はサンラータンについてお話しします。 サンラータンは、中国の四川料理の一つです。四川料理で有名な料理には、麻婆豆腐、回鍋肉、バンバンジーなどがあります。 

 

酸辣湯麵はお酢の酸味と唐辛子やラー油などの辛みを利かせた酸味のある辛いスープです。給食では全員が食べやすいように辛さは調整してあります。

豚肉や豆腐、しいたけなど具材がたっぷり入っていて、栄養満点です。仕上げに片栗粉でとろみをつけて、溶き卵を加えてふわふわに仕上げています。

お酢に含まれるアミノ酸が胃や腸にはたらきかけるので消化しやすく、体をあたためてくれるので疲労回復効果があります。

給食では「サンラータンめん」として紹介しましたが、ほかにも「スーラータンめん」と呼ぶこともあります。どちらも同じ酸辣湯麵と書きます。

10月1日の給食

今日の献立は

「豚キムチ丼 牛乳 キャベツときゅうりの塩昆布和え 油揚げのみそ汁」でした。

 今日は豚肉とキムチを使った「豚キムチ丼」が登場しました。

 キムチは韓国の漬け物です。白菜で作ったキムチが有名ですが、その他にも「きゅうり」を使った「オイキムチ」、「大根」をつかった「カクテキ」、唐辛子やニンニクを使わない「水キムチ」など様々な種類があります。