2022年10月の記事一覧
里芋クッキー作り
10月4日(火)、船橋屋製菓様より講師の先生をお招きし、「里芋クッキー」の調理実習を行いました。今までは「山上小相馬土垂を守る会」料理部を中心として、「里芋クッキー」を試作してきましたが、なかなかおいしくできませんでした。
そこで、料理部の子供たちが船橋屋製菓様に「おいしい土垂(里芋)クッキーの作り方を教えてください」とお願いの手紙を書いたところ、ご快諾いただき、早速おいでくださいました。
【作り方の説明を聞く子供たち】
【里芋をクッキーにする難しさ】
子供たちの願いを叶えるため、試行錯誤しながら「おいしい里芋クッキーのレシピ」を作り、クッキー作りのコツまで教えてくださいました。
☆里芋の水分を調整するためアーモンドプードルを入れると、クッキーがよりおいしくなります。
☆バターを一晩かけて常温に戻すと、ふわふわクリームみたいになって、クッキーがよりおいしくなります。
その他、「小麦粉をふるいに掛ける」、「粉を混ぜるときは切るようにする(絶対に練らない)」、「天板にはクッキングシートを敷く」、「冷蔵庫で生地を落ち着かせる」と、クッキーがよりおいしくなることも教えていただきました。
【講師の先生の手元を真剣に見つめる子供たち】
焼き方のコツも教えていただきました。オーブンによって焼き上がりに違いがあるので、よく見ていることが大切だということが分かりました。
【講師の先生が事前に焼いてきてくださった「里芋クッキー」】
「今まで食べたどのクッキーよりもおいしいです!」と、子供たち。このレシピが出来上がるまで講師の先生は、何度もやり直し、プロとしておいしさを追求してくださったとのこと。講師の先生の「よりおいしくなるように」「お客様のために」「妥協しない」という言葉が、子供たちの心に残りました。
【相馬土垂の葉っぱをイメージしたクッキー】
いよいよ焼き上がりました。じっくり観察して、記録していきます。
今日は、「相馬土垂」のかわりに、市販されている里芋の水煮を用いてクッキーを作りました。次回は、子供たちが自分たちで育ててきた「相馬土垂」を使って、クッキーを作ります。
最後に、講師の先生から励ましのお言葉をいただきました。
大変お世話になりました。船橋屋製菓様のご尽力に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
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