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磯部中学校慰霊式

 東日本大震災の日を前にした今日、本校の慰霊碑の前で、同窓会の皆様、相馬市教育委員会の皆様、PTA会長様のご臨席のもと慰霊式を執り行いました。校長式辞のあと、福地教育長のごあいさつをいただき、一人一人が慰霊碑に献花をしました。生徒代表誓いの言葉では、2年荒さんがその当時の記憶と、家族への感謝、そして災害から命を守るため、教訓をずっと伝えていくという覚悟を話しました。
 そのあと、磯部地域の慰霊碑まで移動し、そこで磯部小学校の子どもたちとともに、献花し、鎮魂の祈りを捧げました。あの日津波の犠牲になられた方々を想い、ご冥福をお祈りします。 

震災の記憶を未来へつなぐ

 東日本大震災から12年が経とうとしている今日、防災教育講演会を実施しました。今回は、復興支援センターMIRAIの高橋さんを司会に、そして磯部の子どもたちを常日頃見守ってくださっている荒さんと、阿部さんを講師としてお呼びしました。震災以前の磯部の様子と、12年前のあの日の出来事を聞かせていただきました。荒さんは、地震直後から、津波が襲来し、磯部小に避難するまでの様子を、まさにその場の当事者として詳しくお話しされました。「地震が起きたら津波が来る」という教訓を、子どもたちに伝えられました。阿部さんは、消防団だった息子さんの責任感、人と人とが寄り添いながら支え合う大切さ、感謝の心などを教えていただきました。今日の講話を通して、子どもたちには「命の大切さ」を強く心に刻んだことと思います。

防災ボランティアによる作業

 防災ボランティアを募り、時間のある時に、図書室の書棚に、落下防止テープを貼る作業を行ってきました。昨日は3年生が、卒業前の感謝の気持ちを持って、一生懸命作業してくれました。この落下防止テープは、ある本校職員の自宅で、昨年3月の地震の際、絶大なる効果を発揮したことから、日本教育公務員弘済会福島支部からのご支援で購入しました。

引き渡し訓練お世話になりました

 昨日、災害の緊急事態に備えて、引き渡し訓練を行いました。保護者の皆さんには事前の準備からご協力いただき、スムーズに実施することができました。いざという時は、この訓練通りの流れでお願いします。(なお、津波警報が発令されているときは、学校から子どもを帰さないことは、機会あるごとに確認しています。)

 

ボランティア出動!

 大寒波に見舞われ、今朝は雪景色でした。子どもたちのボランティアが、玄関前、体育館前、隣の長屋玄関前などの雪かきを行ってくれました。3年生はテストの日のため、みんな滑らないように仕事をかって出てくれた頼もしい1,2年生たちでした。

避難訓練及び炊出し訓練

 地震と津波を想定した避難訓練を行いました。子どもたちはスムーズな行動ができ、地震後の仕方は身についてきたようです。
 避難訓練のあとは、磯部小の児童が合流し、一緒に炊出し訓練を行いました。非常時の調理として、ポリ袋を使って作るご飯とカレー、そして校庭で一斗缶をかまどに豚汁と焼き芋を作りました。さつまいもは今年は磯部小のみなさんが育て収穫したものを使用しました。この調理方法を毎年実習していますので、いざという時に役立てて欲しいと思います。
 体育館が避難所になったことを想定して、みんなで食べるところまでやりたかったのですが、感染対策のため、小学生には別室を用意しました。

 磯部小中の保護者の方々をはじめ、相馬市社会協議会の皆さんや磯部駐在所の星さん、文部科学省から中村一中にお勤めの山同さんにもお手伝いいただき、ありがとうございました。

 

防災備蓄品の提供

 相馬市より防災備蓄品の提供があり、本日生徒に飲料水1本を配布しました。ローリングストックのための活用ですので、賞味期限が近いのでご注意ください。各ご家庭でも、防災備蓄はされていますか。

防災給食

 非常食を定期的に食べて新しいものと入れ替える「ローリングストック」により、相馬市の備蓄食料が給食で提供されました。お湯をかけるだけで食べられるアルファ米と、常温のままでも食べられるヒートレスカレー(今日は温めてもらいました)を、おいしくいただきました。ご家庭でもこれを機に、災害の備えについてご確認ください。

第1回避難訓練

 火災を想定した避難訓練を行いました。水消火器を使った消火作業を、相馬消防署員の方々にご指導いただきました。
 その後、消防車の中にある装備などを見せていただきながら、消防署員が出動した際にどんな活動を行っているのかを学びました。