3年生の体育科ゴール型の運動では、タグラグビーを選択して授業を行っています。

タグラグビーの基本ルールは、一般的なラグビー同様、前にパスを出すことはできません。自分で走るか、後ろの味方にパスをしながら前に進むかしてトライをします。ここに、「タグ」の特別ルールが加わります。ボールを持って走ってくるプレーヤーの前進を、守る側はタグをとることで止めることができます。つまり、ラグビーのタックルの代わりのプレーのことを「タグ」といいます。

主な4つの個人技のうち、この日は「スワープ」と「ダミーパス」の習得を目指して練習をしました。スワープとは、まっすぐ前に走って相手に近づくことで相手を前におびきよせておいて、急に走る向きを外側のタッチラインの方向へ変え動きのことです。ダミーパスとは、タグをとろうと守る側の人が近づいてきた時に、となりにいる味方にパスをするふりをして相手をまどわせておいて、実はパスをしないまま走りぬけてしまう動き方のことです。


26日(木)は、5年生が対外的な活動をスタートさせる、第63回の相馬新地地区小中学校音楽祭です。コロナ禍のための中断から再開して3回目です。今年は、ようやく有観客となります。

この日は、学校の全校集会で、壮行会を行いました。
【6年生代表の言葉】
5年生のみなさんは、今までたくさんの努力を積み重ねてきましたね。業問や授業の時間に、みなさんの美しい演奏がきこえてくるたびに、とても明るい気持ちになれました。今までの練習で、最初からすべてが上手いったという人はいないのではないでしょうか。難しい所もあったと思います。それでも、みなさんは、カベにぶつかるたびに努力し、工夫し、すばらしい演奏をつくり上げてきたのではないかと思います。みなさんの演奏する曲の中には「積み上げてきたものが武器になる」という歌詞がありますね。緊張している人、不安な人、いろいろな人がいると思います。だけれど、積み上げてきたものを信じて。相新音楽祭を楽しんできてください。この経験はきっと、みなさんの中で宝物になるはずです。わたしたちも、桜丘小学校から応援しています!

【5年生代表の言葉】
今日は、私たちのためにこのような会を開いていただきありがとうございました。私たち5年生は26日に開かれる音楽祭に向けて一生懸命練習をしてきました。わからないところは、友達と一緒に取り組んだり休み時間に進んで取り組んだりしてきました。本番では練習してきた成果を見せたいと思います。一人一人がもっている思いを音に乗せて届けてきます。今日は本当にありがとうございました。
5年生算数科「単位量あたりの大きさ」の学習で、授業研究を行いました。「単位量あたりの大きさ」は、小学校の算数の学習の中で手ごわい内容です。そのため、問題解決の武器として数直線をフル活用できるようにしていくことが重要な単元です。

授業では、これまで学習したことを活用したり考えを交流したりすることで、単位量あたりの大きさの考えをもとに速さを比べる方法について理解することをテーマに学習を行いました。


この日の給食は、日本型食生活メニューでした。
【メニュー】麦ごはん 鮭のみそマヨネーズ焼き 五目きんぴら 大根汁 牛乳

「広い心で」という主題で、「ブランコ乗りとピエロ」の資料を使って道徳科の授業研究を行いました。

あらすじは、サーカス団の新入りのブランコ乗りサムが、ピエロの言うことも聞かずにスター気取り。大王の前で曲芸をし、大歓声を浴びた。しかし、時間が伸びてピエロは大王の前で芸を披露できなかった。サムに怒ろうとしたが、ピエロは、演技を終えてぐったりして、肩で息をしているサムを見た。控室で、団員はサムに詰め寄る。サムは「サーカスは大成功じゃないか。夢中になって演技をした私の何が悪いんだ。」と言った。ピエロは、「サムの真剣な姿に心を打たれた。サムは力いっぱい頑張っている。だから観客の心を打つんだ。」と理解を示した。サーカス最終日、サムとピエロが力を合わせて空中ブランコに取り組む姿があったというお話です。

意見が違う相手と理解し合うために大切なことは何かをめあてに授業をしました。授業では、主人公ピエロの価値観が変わった、サムに対して憎む気持ちが変わった消えた理由について考えて友達と話し合うことで、相手の立場や考えを尊重して相互理解を図ることの大切さについて学びました。


毎日少しずつですが、誰かが活用してくれています。細く長く続いていてうれしいです。用務員の菊地光一さんが、子どもたちがより安全に活用できるよう、黄色の蓋を手作りしてくださいました。さすがは、桜丘小の棟梁です。

