あの日から10年の月日が流れました。今日は追悼集会を開きました。

教頭先生は、10年前も大野小学校に勤務していました。

犠牲になられた方々の冥福を祈って、黙とうを捧げました。

校長先生は10年前は中学校に勤めていました。

10年前にすでに生まれていた子どもたちも、あまりに小さいので当時の記憶はほとんどありません。今日は、写真や映像などを使って、当時の様子を振り返りました。もちろん、見たくない場合は退席していいこととしました。

子どもたちは、物音ひとつ立てずにスクリーンの映像を食い入るように見、校長先生の説明をよく聞いていました。

「命の大切さ」「普通に過ごせる喜び」「感謝の心」「いろいろな人がいることへの理解」
校長先生は、締めくくりにそのことをお話しくださいました。子どもたちも、それぞれに校長先生の言葉をかみしめているようでした。
コロナ感染におびえながら過ごす今の世の中は少し息苦しく、だからこそ人々は未来のことを熱く語ります。
顔をあげて歩こうと、明るい未来を見ようと呼びかけます。
しかし、3月11日は私たちにとって特別な日です。1年に一度だけ、過去に向き合う日があってもいいのではないでしょうか。今日だけは思う存分後悔し、泣いてもいいのではないでしょうか。思い出の中に溺れてもいいのではないでしょうか。明日からは元気を取り戻すから。だから今日だけは。
今日一日が平穏な日でありますように祈ります。
感染症対策の影響で実施できなかった調理実習ですが、6年生の実習を今年度初めて実施しました。
消毒を徹底し、手で直に触れないように手袋をし、80℃以上のお湯で10分以上加熱するなどの対策をとりました。もちろんマスク着用です。

自分の分は自分で作ります。材料は一人ずつ小分けにしてあります。

まな板も包丁も使わず、鍋とポリ袋だけです。

調理自体は、材料を袋に入れて混ぜ、鍋で加熱するだけ。とっても簡単です。

メニューはコーン入りの蒸しパンです。

元々、災害時の非常食として考案されたレシピです。

簡単な調理ですが、子どもたちは楽しそうに活動していました。

蒸し加減を確かめながら調理をすすめました。

出来上がりはこんな感じです。見た目はあまりよくありませんが、程よい甘さでおいしかったです。
給食の時に食べました。二人分のレシピだったのですが、全部食べた子もいました。余った分はチャック付きのビニール袋に入れて持ち帰りました。
中学校では思う存分調理実習もできるといいですね。
2年生は図工で顔に見えるものを探しました。隠れミッキー探しのような感じです。

見つけた顔はスケッチしておきましょう。

虫眼鏡も使って、よく探してみよう

お花にもよく見ると顔が。
こんな顔を見つけました。

切り株にお化けの顔が!

ゴムマットにつり目の人が!

プールの手すりに太った人が!

お花の中にヒゲのアミーゴが!
楽しく顔探しができました。
久しぶりに全校集会で全校生で集まりました。

体育館に全校生で集まりました。

食育標語コンクールの入賞者

代表で清水さんが賞状を頂きました。

福島県書初め展の特選に入賞した児童

代表で吉田さんが賞状を頂きました。
書初め展は、このほかに金賞、銀賞も多数いただきました。大野小学校は学校賞もいただきました。

相馬市学力テスト算数満点賞



満点賞は4人頂きました。4人とも算数が満点でした。すごいですね。
今週は、11日(木)にも東日本大震災の追悼として全校集会を行います。
6年生は、バイキング形式の卒業お祝い給食でした。栄養士の先生や調理員さんが心を込めて調理してくれました。


このほかに、コンソメスープ、フルーツ杏仁、いちご、牛乳がありました。

みんな手袋をして、トングを使いました。主食では、焼きそばが大人気でした。

感染防止のため残念ながら默食でしたが、何度もおかわりをしておいしくいただきました。小学校へ登校するのは、卒業式も含めてあと11日、いよいよカウントダウンです。