新型コロナウイルス対応のために、昨年度は、保護者の皆様に授業の様子をご覧いただく機会を設定することができませんでした。(フリー参観を除いて)今年度は、スポーツフェスタでも申し上げましたように、保護者の皆
様・地域の方々が、学校に関われる機会を工夫をして設定してまいります。
授業公開は、スポーツフェスタに続いて第2弾となります。3日間だいたい均等な人数になるように、方部を振り合分けて設定しました。当日も、検温やマスク着用・手指消毒をはじめ、受付を3つに分けたり、教室内が過密にならないように呼び掛けたりしながら行いました。
幼稚園4名・小学校42名の保護者が参観してくださいました。
社会科「わたしたちの生活と政治」の学習の一環として、
租税教室を行いました。相馬税務署の徳光総務課長様にゲストティーチャーとしてお世話になりました。
租税教室といえば、昔から1億円のレプリカです!児童は、この10kgのレプリカを持ち上げてお金を意識します。そして、税金が自分たちの身近なところで、どのように使われたいるのかを知り、税金の必要性や重要性を理解します。そして、その税金を納めるのは国民の義務であり、自分たちの両親も、そして自分も納税者であることを認識しました。
気温が上がり、よい気候となってきました。今年度初、チューリップ組さんにとっては、幼稚園初の「砂遊び」を行いま
した。
少し難しいことを言いますと、「感覚統合」ということがあります。これは、適切に行動するために感覚情報を目的に応じて処理する脳の働きのことです。感覚には、よく耳にする五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)と呼ばれるほかに、重力や身体の傾きを感じる前庭覚、筋肉や関節の状態を感じる固有感覚の7つあります。この7つの感覚を通して私たちは周囲の状況を把握し、行動しています。ところが、この感覚の受け取り方に偏りがあると、姿勢の保持や運動のコントロール、巧緻動作、集中力なども発揮しにくくなります。
指先にしっかり感覚がはいる「砂遊び」この感覚を統合するのに、とても良い遊びといわれています。園児たちは、自分の指先はもちろん、様々な道具を駆使して全身で砂遊びを楽しみました。
5年生は、社会科の学習「わたしたちの生活と食料生産:米づくりのさかんな地域」と関連付けて、総合的な学習の時間である「みずほタイム」で地域学習の一環として、バケツ稲に取り組んでいます。今回も、JAふくしま未来様にお世話になりました。
やはり、基本中の基本ということで、土づくりからのスタートです。まずは、バケツの中に、粒状の土と一掴みの肥料とたっぷりの水を入れます。そして、その土を練るように、トロットロになるまで混ぜます。このとき、バケツの下までしっかりと混ぜてムラがないようにするのが大事と教わりました。これで準備完了!いよいよ苗を植えます。3本をひとまとまりにして植えます。よく観察すると、根の先のほうに種がついていて、その種は、いつも食べているお米であることも教わりました。そうです。稲はお米が種なのです。苗の下のほうを鉛筆を持つように持って、バケツの真ん中に指の
第一関節が土に埋まるまで入れて植えました。
米づくりは、その漢字から88の手間がかかるといわれますが、しっかり手間をかけておいしいお米が育つよう、さあ5年生のバケツ稲スタートです!

最後の大トリは、5年生・6年生でした。以下の4種目でした。
(1)かけぬけろ5年生!・夢に向かってラストラン!(徒競走)高学年の仲間入りをして、心も体もたくましくなってきた5年生。小学校最後の運動会、これからの夢に向かって突き進もうとしている6年生。どちらも力強い走りを見せてくれました。
(2)ひーもー巻き巻き運試し!(チャンス走)6年2組で考えた種目です。今までにない種目をやりたいということで、他校から転入してきた児童の経験から生まれた競技です。中央の箱から、ひもを引ききった人からゴールに向かうことができます。ところが、短いひももあれば、引いても引いてもなかなか引ききれない長~いひももあります。まさに運試し!ドキドキワクワクの見ていても楽しい競技でした。
(3)ダッシュ!奪取!しっぽとり(団体)6年1組で考えた競技です。腰に付けたシッポを取り合い、取ったシッポの数で勝敗を決める、いたってシンプルな競技です。ただ、今回は復活用のシッポを用意したのがみそです。時間内であれば何度でも参加できます。相手のシッポを奪うため、自分のシッポを奪われないため、フットワークを生かして走り切りました。
(4)紅白対抗全員リレー(団体)今年の飯豊スポーツフェスタ最終種目にふさわしく、最後までデッドヒートが繰り広げられました。応援もすごかった!
6年生は、応援団としても全体を盛り上げるとともに、5年生と協力しながら、係の仕事も頑張ってくれました。立派な高学年に成長してきています。
(児童の感想から)
★目標は全員リレーで紅組が勝つことでした。全力で走れて楽しかったです。
★全員リレーが楽しくて、頑張って練習をしてきました。引き分けだったけど、楽しくリレーをやれてよかったです。
★ケガなく楽しくできてよかったです。
★白組は負けてしまったけど、みんなが一生懸命練習してきたことは確かなので、みんなの思い出に残ったスポーツフェスタだったと思うので良かったです。
3番手は、1年生・2年生でした。以下の3種目でした。
(1)それいけ!1年生 ・ かけぬけろ!2年生(徒競走)入学式から1か月半。学校生活にも慣れ、元気いっぱいの1年生が、初めての飯豊スポーツフェスタで、50mを走り切りました。2年生は、距離を少し伸ばして80mを昨年よりも、力強い走りで駆け抜けました。

(2)わたしのやまかん。さあ、あたれ!(チャンス走)この競技は、私があげる紅白の旗に合わせたお手玉を2つ手に取ってゴールするものです。予想通りの色の旗が上がればそのままゴールできるものの、1つでも違えば、もう一度戻って玉の色を合わせてゴールを目指すのです。予想が全員外れてしまったり、一人だけ見事にヤマカンが当たったりした時に、応援していたおうちの方々は盛り上がっていました。
(3)みんなにつなげ!全員リレー(団体)この種目は、4年生が1年生2年生のことを一生懸命に考えてつくってくれました。けがや新型コロナウイルスを考慮した接触の少ないものなどに配慮しながら、何よりも、自分たちがやって楽しかった競技を選んだとのことです。紅組も白組も、そんな4年生の思いを感じながら最後までしっかりとバトンをつなぎました。
開会式のめあて発表や応援合戦、閉会式の感想発表も、立派な態度で大変すばらしかったです。
(感想発表から)
★80m走で2位以内に入る目標でした。今まで練習で頑張ってきたことをしっかりと生かすことができました。おうちの人にかっこいい姿を見せたいと思って、全力で走りました。パパとママに一番いい姿を見せることができました。
★1年生を大きな声で応援するめあてでした。めあて通りにできたのでうれしかったです。もう一つは、紅組が勝てるように前を向いて全力で走るでした。これもめあて通りにできてうれしかったです。
★リレーでは、みんなのために頑張りました。チャンスレースでは、ドキドキわくわくしました。
★みんなで楽しくできてうれしいです。リレーでは、難しいところもあったけどみんな頑張っていたと思います。
2番手は、幼稚園でした。幼稚園は以下の3種目。
★さくら組代表園児4名によるはじめの言葉ー「これから飯豊スポーツフェスタを始めます。楽しい体操やかけっこをやります。転んでも泣かないで走ります。紅組・白組、力を合わせて頑張ります。お父さん・お母さん・おうちの皆さん、最後まで応援よろしくお願いします。」とっても立派に言えました!
(1)はしるよ新幹線!(体操)準備体操として、子どもたちみんなが大好きな新幹線を音楽に合わせて元気いっぱい、ノリノリで踊りました。
(2)がんばれ、がんばれ!(かけっこ)年少のチューリップ組10名。年長のさくら組12名が、ゴールを目指して、パワー全開で走りました。
(3)おやつの時間ですよ(団体)年長のさくら組さんが、年少のチューリップ組さんをリードしながら、ペアになって走りました。紅組はウサギさんに、白組はパンダさんに、おやつに見立てたボールを食べさせました。

スタートは、3・4年生でした。種目は以下の4つ。
(1)全力ダッシュ!(個人走)3年生は100m、4年生は120mを全力で駆け抜けました。
(2)飯豊オリンピック(個人チャンス走)カードを引いて2人組なり、協力してゴールを目指す競技です。カードには、4つの飯豊オリンピック種目が指定されています。①デカパン、②おなかでボールを挟む、③一輪車にボールを載せて、④ラッキーカードです。

(3)綱引き(団体)5年生が、3年生4年生のことを一生懸命に考えて設定した種目です。特に決め手となったのは、何よりも自分たちがやって楽しかったので、3年生4年生にも楽しんでほしいこと。そして、準備が簡単なことでした。みんな声を合わせて、力を合わせて全力で綱を引きあいました。
(4)紅白代表リレー(団体)
感想発表では、特にチャンス走が楽しかったと発表していました。
今年度も例年の運動会ではなく、「飯豊スポーツフェスタ」として、同日に中学年→幼稚園→低学年→高学年の順で、各グロックごとに行いました。前週までとは違い、この週は不安定な天候で心配をしておりましたが、写真にありますように、とてもさわやかな気候のもと、たくさんの保護者の皆様に見守っていただきながら実施することができました。不安もありましたが、ご来場いただいた皆様に新型コロナウイルス対応にご理解とご協力をいただき、スムーズに運営できましたこと、心より感謝申し上げます。
今年度のスローガンは、5年生のSY君が考えてくれた、『転んだって、負けたって、頑張った人、みんな1位』でした。SY君は、転んだり負けたりすることは、とても悔しいことだけど、大事なのは頑張ることだと思ったから、この言葉を選んだのだそうです。全校生が、このスローガンを目指して全力で演技をしました。
また、重点目標「気づき 考え 実行しよう!」の実現に向けて、4年生は低学年種目を、5年生は中学年種目を、6年生は高学年種目を、これまでの経験を活かしてそれぞれの学年に楽しんでもうために、一生懸命に考えました。