浜っこブログ

3.11防災集会

3月11日

相馬市にとって、日本の国にとって忘れることのできない日。

そして、中村二小の子ども達にとっても、自分の学区や相馬市が11年前の甚大な被害を受けたことや、その後の復興に力を尽くし今に至ることを、忘れず語りつないでいかなければならない大切な日です。

集会の進行は、放送室で。

代表児童は、4年生と6年生。

 

4年生は「葉っぱのメッセージ」プロジェクトに参加し、タイサンボクの葉に自分の思いや希望を書いて今日の午後2時46分に海に流すことになっています。

代表2名がそこに込められた自分の思いを発表しました。

「・・・相馬の人が震災の後、一生懸命努力したことを総合学習で知って、今があるのはそのおかげだと思います。4月から県外の学校へ行きますが、相馬の人たちのことを伝えていきたいです。」

「自分の家は津波で被害にあいました。自分は生まれていないけれどたくさんの支援をいただいて、今家の人も頑張っています。自分のできることは勉強で頑張っていきます。・・・」

 

 

続いて6年生発表「ふるさとを伝えよう」相馬市の防災

代表者が放送室で概要をアナウンス、続きはロイロノートにまとめたものを各学級同時進行で視聴しました。

主な内容は

①3.11に起こった東日本大震災のこと

②その後の相馬市の復興への取り組み

③たくさんの支援とボランティア

④防災について

⑤自分たちのできること

10分程度にまとめた充実したプレゼンでした。

各教室では、6年生の発表をしっかりと聞いていました。

発表を聞いて、自分のこととしてどう考えるか。

子ども達は、自分たちの地域に起こったことを語り継いでいくことや、防災についてこれからも日常的に取り組んでいくことをそれぞれまとめていました。

 

 

黙祷(職員室にて)

中二小全体が、震災当時を振り返り、犠牲者を悼み、命を守ることを考え、人と人との関り方や生き方を考えた1日となりました。