学校のようす

いじめをなくそう作文発表⑤(昼の放送)

2025年1月28日 11時13分

いじめをなくそう作文発表も5日目。

今日は6年生の代表児童の発表です。

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いじめはしてはいけないことだと思う。

自分がされていやなことはしてはいけないし、いじめで苦しみ辛い思いをしている人が今もいるからだ。

そういう人をいなくしていじめがないようにするために、私は、三つ提案する。

 一つ目は、「立場を変えて考える」ということだ。これは、いじめをする加害者、いじめられている被害者、その他周りで見ている人、被害者の家族や友だちなど自分がいろいろな人の立場になって、その人になったときの気持ちを考えるということだ。特に被害者の気持ちを考えるといい。されていやなことは人にはしないようになるはずだ。

 二つ目は、「止めないで守る」ということだ。だれかがいじめをしているとして、その人に「やめて」といい、いじめを止めるのは難しい。だから、自分の気持ちを切り替え、いじめを止めるのではなく、いじめられている人を守るようにするのがいいと思う。いじめられている人の家族や友だちがいじめからその人を逃がすようにしてあげたらいいと思う。周りのみんないじめられる人を守ったらいじめをする人もやりにくくなると思う。これが「止める」ではなく「守る」という方法だ。

 三つ目は、「いじめられる人もがんばる」ということだ。いじめられていると思ったらすぐに「いやだ」と伝える。伝えられない場合には周りで助けてくれそうな人に気持ちを伝える。何もしないでいたらだれにも助けてもらえない。いじめられる人も勇気を出して行動することがいじめをなくすことにつながると思う。

 このようないじめをなくす三つの提案によって少しはいじめの被害が減ると思う。

 みんなが、今より少しでも勇気を出して互いの気持ちを考えることができたなら…わたしはとてもうれしい。

さすが6年生。

普段からいじめについてよく考えていることが伝わってきます。

今回が、いじめについて考える作文の最後の発表でした。

「他人を思いやる気持ち」や「一人ひとりをかけがえのない存在として大切にすることの重要性、必要性」について理解を深めること、「今の自分の友達とのかかわり方を振り返り、これからの自分の生き方を見つけていくこと」を今後も大切にしていきたいと思います。