災害に備える学び 自衛隊による防災・減災教室
2025年9月19日 16時50分自衛隊福島地方協力本部の方々のご指導のもと、第1学年を対象に実施しました。午前は、災害派遣の実際や日頃から意識すべき防災の心得や準備物についての防災講話とボランティアとして避難所で役立つ支援物資の運搬について体験し、災害時に必要な知識と技能を学びました。始めはうまくいかなかった「リレー方式」でしたが、腕を伸ばして受け渡しができる適切な間隔をとり、重い物・軽い物の声をかけながら効率よく受け渡しができるようになりました。
午後は、市民プールへ移動して救命胴衣を身に付けた浮力体験やペットボドルなどを使った浮力確保訓練が行われ、命を守るための具体的な行動を学びました。救助が来るまで、できるだけ体力を消耗せずに浮いていられるかが生死の分かれ目になるとのことです。
気候変動により自然災害の発生が身近な出来事になってしまった昨今、このような体験教室の必要性を強く感じました。自衛隊福島地方協力本部の皆様、今日一日ありがとうございました。