八幡っ子に育てたい力「聴いて話して考える力」

◎先生たちも勉強中!!◎

 6月16日には3年生担任のはる菜先生が、26日には4年生担任の美紀先生が、算数の研究授業を行いました。子どもたちの学力を伸ばす「わかる・できる授業」を先生方みんなで本気になって、日々勉強しています。

 単元名「わり算」クッキーが12こあります。4人で同じ数ずつ分けると、1人分は何こになるでしょうか。「どうやって答えを求めればいいかな」真剣に考える3年生たち。

 お互いの考えを、いろいろな方法で交流し合い、考えを深めていきます。

 単元名「2けたの数のわり算」400÷25=16→1600÷100=16→80÷5=16「なぜ、数を変えて計算しているのかな。」4年生のわり算はレベルアップだ。

 どの写真を見ても、先生や友達を意識して、しっかりと顔や体を向けて、耳と目と頭と心で聴いている様子がわかります。今年度、学校全体で力を入れて「話の聴き方、話し方、考え方」を指導しています。がんばれ、やわたっ子。そして、教師チーム八幡の先生たち!!

 

◎めざせ!たくましい子◎

 昨年度の新体力テストの反省から、今年度は「握力」と「柔軟性」のアップを目指してどの学年もがんばっています。八幡小では掃除前の隙間時間を利用してみんなで運動しています。その名も「ながら運動」

  6年生が1年生と一緒に「ながら運動」をしています。やさしく教えて、やさしく教わる。ギブandギブの関係です。みんなで「やさしさいっぱい」の八幡小を目指しています。

 どこまで手をもっていけるかな・・・・・今日のメニューは柔軟性を高める運動です。がんばってたくましく育つぞ!!

 

◎聴く=命を守る力に◎ 

 29日、今年度最初の避難訓練が行われました。地震発生→体育館へ避難という想定。放送の指示をしっかり聴いて、避難経路を正しく避難すること・・・今日のミッションです。

 どの学級でも、しっかりと事前指導を行いました。「段取り八分 仕事二分」活動前の指導がとても大切なのです。授業でも、はじめの導入段階が大事なように・・・

  2枚の写真からも、子どもたちに「聴く力」が育ってきていることがわかります。とてもうれしいことです。

 子どもたちは無事安全に体育館に避難することができました。校長先生からは、「話を聴く大切さ、聴く力が命を救うことにつながる」とお話がありました。また、相馬市教育委員会の 髙橋 誠先生から、大変良くできたとお褒めの言葉をいただきました。そして、① おちてくるもの たおれてくるもの うごいてくるもの に注意すること  ② ダンゴムシになって、頭の上に両手でグーをつくって身を守ること  ③ 本気になって命を守る大切さと命があるうれしさを実感すること などについてお話がありました。

 この時も、やわたっ子たちは真剣に、「聴く」ことができました。その立派な姿に、大きな拍手を送ります。