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6月25日(火)学校保健委員会

学校保健委員会とは、学校における健康の問題を研究協議し、健康づくりを推進する組織です。難しいお話ですが、法的な根拠から説明すると、昭和33年の学校保健法等の施行に伴う文部省の通知で、学校保健計画に規定すべき事項として位置付けられました。また、昭和47年12月と平成9年9月の保健体育審議会答申において、学校保健委員会の運営の強化の必要性について改めて提言されています。さらに、平成20年1月中央教育審議会答申において、学校、家庭、地域の関係機関等の連携による効果的な学校保健活動を展開するために学校保健委員会の活性化を図っていく必要があると提言されています。

桜丘小学校では、コロナ禍だけではなく、あまり継続的に実施してくることができていなかったようです。そこで、今年度から改めて「学校保健委員会」を年間計画に位置付けて取り組むこととしました。健康教育に関わる分野については、特に家庭との連携が重要になってきます。PTA役員とPTA教養委員会の方々にお世話になりました。

まずは、今年度の諸検査の結果を報告しました。その上で、「肥満」と「虫歯等」が課題であることを確認しました。協議では、この2つの課題に対してどのような取組ができるかを小グループで話し合い、発表していただきました。「肥満」の課題に対しては、望ましい成長曲線を子どもたちと共有する。食事の時間にテレビを消してよく噛んで食べる。「虫歯等」の課題に対しては、親子で一緒にチェックしながら歯磨きをする。砂時計を使う。「その他」として、メディアコントロールなどについて話し合われました。建設的なアイディアが出され、とても有意義な会となりました。詳細は、保健だよりでお知らせします。