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7月11日(木)手話に親しむ出前講座:4年生

総合的な学習の時間「暮らしを見つめ直そう」の学びの一環として、『手話に親しむ出前講座』を行いました。県の保健福祉部障がい福祉課から派遣された、「一般社団法人福島県聴覚障害者協会の吉田 恵(めぐみ)様」が、手話通訳士の方と来校をしてお話しくださいました。

 吉田 様は、ご両親もご自身も生まれたときから耳が聞こえなかったそうです。そのため、0歳児から手話を使うのが当たり前だったのだそうです。ぜひ、「聞こえる」子どもたちにも「聞こえない」「聞こえずらい」人がいることを知ってもらいたい。そして、会話だけでなく、手話・空文字・指文字・読話・筆談・表情身振りといったコミュニケーション方法があることを知って、機会があれば積極的に使ってほしいと伝えてくださいました。

 デフリンピックについても教えてくださいました。デフとは、英語で「耳が聞こえない」という意味です。つまり「ろう者のためのオリンピック」です。オリンピックと同じように4年に1度、夏と冬の大会が開かれます。ルールはオリンピックとほぼ同じですが、耳の聞こえない人のために様々な工夫がされています。第1回は、約100年前の1924年にフランス大会でした。2025年は、初めて東京で開催されます。21競技で熱戦が繰り広げられるそうです。