学校のようす

演劇鑑賞教室

今年の鑑賞教室は、演劇鑑賞を行いました。

劇団「風の子」の「ギャングエイジ」を鑑賞させていただきました。体育館の中央にセットが組まれていました。

元気で、人気者な小学四年生エイジが主人公

いたずらが大好きなエイジだが、ある事件をきっかけに、「乱暴者」「テロリスト」などのレッテルを貼られ、クラスからつまはじきになってしまう。

中学生のイサオに会ったエイジは悩みを告白。かっこいいギャングの話を聞いたエイジは「弱い者いじめをしない。迷惑を垂れ流さない。」かっこいいギャングを目指すことを決める。

孤独を決め込んだエイジだが、親友のピンチを放っておけず、助けにいく。

親友のピンチを救ったエイジだが、それを手伝ってくれた友達の夢を知り、それを実現するために協力することにした。

偶然に遭遇した強盗犯の手から逃れ、友達の夢を実現する第一歩を踏み出した。

それぞれが、自分の夢へと「かっこいいギャング」となって進むことを誓う。

6年生によるお礼の言葉

決して、教訓めいた劇ではない。随所に笑いどころがあり、それでも最後には「今の自分はどうだろう」と考えさせられる内容でした。主要な登場人物に大人が出てこない劇ですが、大人が見ても、「子どもたちのためを思ってしていることは本当に子どもたちのためになっているのか」といったことを考えさせられるものでした。

風の子のみなさんは、朝7時から体育館で準備をして、この講演に備えてくださいました。とてもいい観劇体験になりました。ほんとうにありがとうございました。