校則見直し『座談会』開催!!

 時代遅れな校則、行き過ぎた校則、いわゆる『ブラック校則』の見直しについて、新聞報道やネットニュースなどで話題になっておりますが、本校においても、後期生徒総会でいくつかの校則について見直しが必要ではないかという子どもたちの意見があり、先生方との話し合いの場を設けることを校長が約束していました。
 その約束を果たすべく、『座談会』と銘打って、12月18日に校則についての意見交換を子どもたちと先生方で行いました。

 まずは、生徒会本部によるレク「リズムしりとり」で場をあたためてから...。

 話し合いスタート!!

 「『外履き』や『靴下』はなぜ白?」「ツーブロックやお団子結びなどはダメ?」「授業中に防寒着を着用するのは?」など、校則として書かれてはいるけど理由がわからないまま守っているルール、書かれていないのになぜか守っているルールなど、普段の子どもたちが理不尽に思っているルールについて意見交換が行われました。中には先生方も「?」が頭に浮かぶようなルールもあり、改めて見直しの必要性を感じた時間となりました。


 「下着の色」や「男子は○○、女子は△△」のような校則やルールは、人権やジェンダーレスの観点から今の世の中には合わない部分がある。しかし、個性や多様化といった言葉を前面に出して"何でもあり"では、学校という場で学ぶべきことが学べないかもしれない。大切なのは、学校という場所で、『個』と『集団』のどちらかではなく、両方を尊重して生活できるようにすること。そして、そのために必要な校則やルールを先生方と子どもたちが一緒に考え、自分たちの校則・ルールとして守ろうとする意識が大切なのだと思います。
 今後も先生方と子どもたち、必要であれば保護者のみなさんとも意見交換を行い、校則やルールの見直しについて検討していきたいと思います。