生徒も先生も2学期まとめの1ヵ月。
12月に入り、2024年も残り1ヵ月となりました。先週、期末テストが終わり、返却されたテストを振り返りながら、子どもたちは2学期のまとめをがんばっています。
先生も負けてはいられません! いろいろと忙しい『師走』ですが、自己のスキルアップのため、授業研究に取り組んでいます。今日は、フォローアップ研修(2年目の先生が行う研修)の一環で齋藤先生が英語の授業を行いました。
『自分のあこがれの人物について、友だちに説明する』ことを目標とした授業でした。両親や先生、俳優さんなど、自分が憧れる人物についての情報をできるだけ英語で整理し、相手に伝わりやすいような表現を選んで紹介文を組み立てていきます。
子どもたちはわからない単語は日本語のままで文章を作りながら、友だちとのやりとりを通して話す内容を精選したり、英文の正確さや順序を考えたりしていました。齋藤先生も子どもに質問したり、リキャストしたりすることで支援していました。
【恥ずかしながら、齋藤先生の指導案にある『リキャスト』という言葉を初めて知りました。生徒の英文の語句の選択や構文上の誤りなどを、内容がうまく伝わる表現として先生が全体を言い直して行うフィードバックだそうです。決して誤りの部分を指摘するのではなく、「英文を作った生徒だけでなく、クラスの生徒がそれに気づけばよい」という意識で支援し、生徒がそれに気づくことができたなら◎。生徒自身の学びが深まるタイミングを待つといった支援のようです。】
今回も、相馬市教育研究実践センターの林先生に授業を参観していただきました。林先生には英語の授業を何度か見ていただいていますが、「前回までと比べ授業力の向上が見られる」とお褒めの言葉をいただきました。本人にとっても、学校にとっても励みとなりました。これからも、子どもたちのための、そして、少人数のよさを最大化できる授業づくりに取り組んでいきたいと思います。