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令和5年度修了式を挙行
本日3月22日令和5年度修了式を感染拡大防止のためオンラインで挙行し、第1学年と第2学年の代表生徒に修了証書を授与いたしました。以下はその校長式辞の内容です。修了式の詳細は、3月21日付け本校「学校だより第228号(最終号)」のとおりです。
(校長式辞から)1学期72日,2学期85日,3学期51日の計208日だった令和5年度の1年生・2年生の普通登校日は,本日が最後です。今年度の初めには,おととしの3月16日に発生した地震により屋根工事のため足場が組まれ工事が行われるなど,その影響が大いにありました。また,新型コロナウイルス等の感染拡大防止のための様々な対策があるなど困難がありました。
しかし,相馬市や相馬市教育委員会,保護者様,地域の皆様など多くの方々のご支援により,各教科等計画していた教育活動の今年度やるべきことは,本日ですべて完了しました。
令和5年度の修了式にあたり,2つのことを話します。
まず1つめは,今年度の反省についての話,2つめは君たちの未来の話です。
1つめの今年度の反省についての話をします。
君たち一人一人が自分のことだけでなく,他の人の幸せも考えた夢,それを「志」といいますが,校長先生は,これまで,その「志」を持ち,学び続け,挑戦を続けるように話してきました。No Challenge No Chance(ノーチャレンジ ノーチャンス 挑戦しなければチャンスはない。そして正しい努力でしか目標は達成されない!!)と言ってきました。
何があっても中村第二中学校は,学びを続け,困難に挑戦しようという目標で教育活動をしてきました。
その結果,卒業生や1・2年生の君たちは,すばらしい成果を残すことができました。各種大会やコンクール等の結果をみても,すごい驚くべき活躍でした。また,何よりも,今の君たちの日々の姿を見るとき,4月の君たちの考え方や行動に比べて,今の君たちは大きく成長したと考えています。このことが校長先生はとてもうれしいです。
次に,2つめの未来についての話をします。
今後も,君たちは,決して自分の限界を決めず,ゴールに向かってひたむきに挑戦するという姿勢を大切にしてほしいと思います。学習とは,自分の可能性を広げ,自分や周りの人たちを少しでも幸せにするために,過去,何万年・何千年と蓄積した人類の経験や知識を復習し,現在や未来の人たちが幸せに暮らせるような,新しい発見や発明・考え方をめざす挑戦であるとも言えます。
「No Challenge No Chance」挑戦なくしてチャンスなし。継続して正しい努力,そしてまた,正しい努力です。成功するまで失敗を繰り返しながら挑戦し,正しい努力を続けることが,大切なのです。
これからの君たちの人生を考えた時,成功の方法を学ぶことは重要です。しかし,それ以上に重要なのは,失敗や挫折から立ち直り,成功するまで,勇気をもって,課題に対して果敢に挑戦する姿勢を,若いうちに身に付けることです。
また,以前の地震に対応したように地震や事故などの緊急事態においても,しっかりと命をつないで,前に向かって進み続けることができるようにすることです。
君たちの令和5年度の取組が,令和6年度もさらに継続,パワーアップすることを期待します。
最後に,卒業生を含め,君たち全員が,新型コロナウィルス等の感染症や地震などの極めて困難な状況を乗りこえ,本日まで無事登校できたことに対し,君たちの保護者様に感謝申し上げます。また,君たちの活動を常に応援してくれていた相馬市,相馬市教育委員会,そして相馬市の地域の皆様に感謝申し上げ,式辞といたします。
相馬市立中村第二中学校
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