福島県の感染症発生動向調査週報（10月20日～10月26日）によりますと、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が１定点当たり「6.33人」とのことでした。流行開始の目安が「1.00人」ですので、大流行の域に入ってきています。さらに、相双地区におきましては「21.00人」と爆発的な数値となっていますので、今後も十分に警戒していかなければなりません。

本校ではインフルエンザの感染の状況を踏まえ、学年閉鎖及学級閉鎖で対応してきました。インフルエンザの感染力は非常に高く、集団生活を送る場では短時間でも感染が広がってしまう可能性がありますので、一斉登校が再開する１１月４日からの学校生活にはこれまで以上の注意が必要となります。

先日、学校医の立谷先生（相馬中央病院）が、本校にお出でになり本校の状況を確認した後、今後の感染拡大防止対策についてご指導をいただきました。これらを受けて、１１月１４日（金）までを「インフルエンザ完成拡大防止期間」として、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策の時と同様、以下の内容を徹底していくこととしました。

　○全校生徒のマスク着用　○室内換気の徹底　○手指消毒の徹底　○給食時の黙食の徹底

　ご家庭でも、以下の点について改めてご協力をお願いいたします。

　○朝の段階で 発熱・咳・のどの痛み・強いだるさ などの症状がある場合は、登校を控え、医療機関を受診してください。

　○マスクの着用、手洗い・うがい、十分な睡眠とバランスの取れた食事をお願いいたします。

　感染症の流行期を乗り切るために、引き続きご家庭と学校が連携し、子どもたちの健康と安心を守っていきたいと思います。