演劇教室、今年は影絵劇!光と影のファンタジー
2020年6月23日 16時22分6月23日(火)体育館で鑑賞教室「影絵劇」を実施しました。新型コロナウイルス感染症対策として、幼・下学年と上学年の部に分け、三密を防ぎながらの観劇でした。「光と影が織り成すファンタジー世界」、語り手をミスターマジックの絶妙なかけ合いから繰り広げられる愉快なトークに、観ている誰もが影絵の世界に引き込まれていきました。子どもたち全員、影絵の世界にどっぷりと浸って楽しみました。
さぁ、いよいよ始まります。
希望した子が、スクリーンの後ろで何やらやっています。光と影で、不思議な動きがここから!
幼・下学年は「はらぺこプンタ」の影絵劇でした。イタチのプンタはいつも腹ぺこ。ある日、食べ物を探して歩いていたら、鳥の卵を見つけました。プンタは卵をかえして鳥肉を食べようと考えます。他の卵も集めて、温め始めました。
やがて待ちに待ったタマゴがかえると、ヒナたちはプンタを「お父さん」と呼んで…
子どもたちは、どうなっちゃうんだろう?とスクリーンから目が話せません。ほのぼのとした作品でした。ぜひ、続きはお子さんから!
上学年は、太宰治の名作「走れメロス」です。
メロスは親友セリヌンティウスを人質として、妹の結婚式のために三日間の猶予を国王に願い出ます。走り続けて、心に迷い、弱さがでてきました。
日が沈む直前、メロスは約束通り戻ってきました。
友情を確かめあった二人でした。その姿に国王も心うたれて……
その後、質問コーナーや簡単な手でできる動物の作りかた等を教えていただきました。
久しぶりの学校行事です。子どもたちから笑顔があふれ、笑い声がたくさん起こった、とてもよい時間でした。