こんなことがありました。

6月2日(水)土垂を受け継ぐ:3年生

2021年6月2日 12時27分

伝統野菜とは、売っている種ではなく、その地域で守り受け継がれてきた種を使って育てている野菜のことを言うのだそうです。教えてくださったのは、「大野村農園の菊池さん」です。

3年生は2日連続で、総合的な学習の時間「日本や相馬のすてきを探そう」を追究しました。この日は、相馬唯一の伝統野菜「土垂」栽培です。数年前から「大野村農園の菊池さん」にお世話になって、「土垂」栽培をしています。今回も、現4年生が昨年度栽培し、残しておいてくれた種芋を受け継いで植えつけました。まさに伝統野菜です。

【植えつけ方】

①葉っぱが上を向くように、低いほうに置く。

②竹の棒で間隔を測って、等間隔になるようにする。

③種芋と種芋の間に肥料をまく。

④畝の土をかぶせる。

⑤水をたっぷりやる。

「土垂」は、わかっている範囲で、70年以上は相馬で栽培され続けてきているそうです。特徴は、粘りが強く味が良いところ。でも、形が細長いので、丸いものと比べると皮が向きにくいなどの理由で、あまり出回っていないのだそうです。だからこそ、受け継いでいかなければならないと強く思っていると、菊池さん話してくださいました。現3年生も、次の3年生にしっかり受け継ぐことができるよう、これからしっかり世話をしていきます!

最後に、水をやりながら、里芋の葉の特徴を発見した子もいました。