5月7日(金)避難訓練:津波・2次避難想定
2021年5月7日 14時34分今年度、第1回目の避難訓練を以下の想定で実施しました。
~想定~
本県沖を震源域とするM9級の巨大地震(東日本大震災クラス)が発生。揺れが2分間続き、児童は机の下に身を隠したまま室内待機する。巨大余震により校舎倒壊の恐れがあるため揺れが収まり次第、第1避難場所へ避難する。(または、本震による出火のため)大津波警報が発令される。津波到達まで30分。校長判断により、蒼龍寺に避難する。
年度初めということで、基本の確認を目的としました。第1に、1次避難場所・2次避難場所までのそれぞれの避難経路の確認。第2に、児童のめあて「あっ・お・は・し・も・ち」の確認です。
◇あ=あわてない ◇お=おさない ◇は=走らない ◇し=しゃべらない ◇も=もどらない ◇ち=近づかない
新型コロナウイルス感染予防等のために、相馬地方広域相馬消防署員の方から2年ぶりにご指導を受けることができました。
【子どもたちへ】
◇走らずに、一段一段落ち着いて階段を降りること←転倒など怪我や事故につながる
◇無駄話をしない←放送や先生の避難指示が聞こえなくなる
◇周囲の状況をよく観察しながら避難する←怪我や事故につながる
【教職員へ】
◇子どもたちへの指示出しは大きな声ではっきりと行うこと。積極的に声出しを行うこと。必要に応じてジェスチャーを加えて伝えること。
◇後の遅れている子どもたちへの目配り・気配りをすること。
専門的な立場からご指導をいただく事ができました。2回目の訓練に活かしていくことができるよう、子どもたち・教職員でしっかり共通理解を図ります。
また、2次避難時には、6年生が幼稚園児を、5年生が1年生を、手をつないで優しく気遣いながら避難することができました。頼もしい6年生・5年生のおかげで、幼稚園児にとっては、決して近い距離ではありませんでしたが、最後まで元気に歩ききることができました。