学校 互見授業週間①

 先週から、本校の教職員研修の一つである互見授業週間が始まりました。今年度の現職教育テーマに合わせて実施していますが、今回は、特に「RS(汎用的読解力)の視点による授業研究」、「有効なICT活用」、「複式指導のよさを活かした授業研究」に力を入れています。

【4年生算数科:有効なICT活用】

 「タブレットは文房具!」を合い言葉に、どんどん活用しています。

 互いに説明しながら、自分の考えと友達の考えを比べています。

【1・2年生国語科】

 1年生では、個別の指導に重点を置いています。この後は、ノートに文章を書いたり、タブレットを活用して文字の練習や言葉づくりにチャレンジしたりしました。

 2年生は、課題追究のために、教科書を丁寧に読み進めます。

 自分の読みが正しいかどうか、根拠となる文や言葉にラインを引きながら、教科書の本文を何度も読み返します。

【5・6年生社会科】

 はじめに、前時までに学習したことをワークシートに書き込み、復習しています。

 5年生は食料生産についての調べ学習です。折り込みチラシなどを活用しながら食品の生産地を調べ、日本地図に書き込みます。

 友達の書き込みと自分の書き込みの結果から、食料生産、産地の傾向を見つけていきました。

 6年生は、大和朝廷の成り立ちと政治について、教科書を基にまとめます。教科書を丁寧に読み込むことで、本時のめあてに迫ります。文章だけではなく、教科書に示されている地図や絵図、細かい文字で書かれている注釈にも着目することを忘れていません。

 授業を参観して気付いたことは、その場で写真を撮ったり書き込んだりして、授業の振り返りで活用していきます。

 RS(汎用的読解力)の力を高めることは、学力向上につながります。今年度は、教職員だけでなく子供たち自身にも意識させながら取り組んでいます。