笑う 相馬土垂 種芋保存

 子供たちが育ててきた「相馬土垂」。収穫を終え、みんなでおいしく味わい、PR活動も頑張った子供たちが今取り組んでいることは、「どうすれば、よい状態で種芋を保存できるのか。」「しっかり発芽させるには、どうすればよいか。」ということです。

 今春、畑で無事に冬越しできた種芋は60個のみ。しかもその後発芽できたのは、16株だけ。発芽率26%でした。

 この結果を受けて、子供たちは再び立ち上がりました。

 「山上小相馬土垂を守る会」の2・3代目たちは、作戦を立てました。3種類の方法で種芋を保存し、比較していくと。そして、どの方法が一番よいのかを見つけていくと。そうと決めてからの子供たちの行動は、早いものでした。

 相馬市であっても、気温の低くなる山上地区。種芋が凍みないようにと、考えました。この他、2つの方法でも種芋を保存していきます。「寒い冬を乗り越えて、光輝く春」をと願う山上っ子です。

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