総合的な学習の時間「地いきたんけんたい」では、福島県立自然公園である『松川浦』について学んでいます。この日は、松川浦を中心に活動をされている『はぜっ子倶楽部代表の新妻香織 様』に来校いただき、子どもたちにお話をしてくださいました。

松川浦は植物、底生生物、昆虫、鳥、魚など、生き物の楽園でした。ところが、１４年前の東日本大震災の津波の影響で、大変な被害を受けました。例えば、「ひぬまいととんぼ」がいなくなってしまったそうです。唯一よかったことは、５０年前に絶滅したはずの「うみみどり」という植物が、海底の土がかくはんされたことによって種が地表に出てきて蘇ったことだそうです。そこで福島県は、植林をしたり道路の補修をしたりして復興のために努力を続けており、はぜっ子クラブも、「松川浦希望の森」と名付けて植林活動をしたり様々な調査をしたりしてきたのだそうです。