3月10日(金)東日本大震災追悼行事
2023年3月15日 14時06分3.11が土曜日であることから、この日に「東日本大震災追悼行事」を行いました。東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、復興を目指す相馬において将来の自己像をえがき、目標に向かって生き方を考えさせること。震災の教訓を風化させることなく、命の尊さや家族・身近な方との絆を大切する心を育むことを目的に行いました。
そこで、震災時に磯部の海浜少年自然の家に勤務しており、その後飯豊小の校長として赴任して6年間復興教育に尽力してこられた「髙橋 誠 先生」を講師にお迎えをして講話をいただきました。講話では、失ったら取り返しのつかないものは「命・心・時間」であること。だからこそ、過去の教訓に学んで正しい知識やスキルを獲得する必要があること。災害に備えて3つの力を身に付けること。①危険を知る力 ②災害に負けない力 ③回復復活する力 そして心構えとして、災害は「まさか」ではなく「いつか」起きるものととらえておくこと。「自分は大丈夫」と思わないことと教えていただきました。また、宿題もいただき、教えていただいたことをもとに一生懸命に考えました。
【6年生代表お礼の言葉】
本日は、東日本大震災について、当時の状況や人々の思いなど、ぼくたちが忘れてはならない大切なことを教えていただき、ありがとうございました。
12年前の3月11日、ぼくは、生後6ヶ月の赤んぼうでした。震災の記おくはありませんが、家族や先生から話を聞いたり、当時のことを伝えているニュースを見たりして、12年前に、想像もできないほどの大災害が起き、たくさんのぎせいが出たことを知りました。
今、ぼくが感じているのは、家族や友達と、いつでも会えることや、未来への希望がもてることが、決してあたりまえではない、ということです。だからこそ、今、この一日一日を大切に生きていきたいと思いました。 ぼくたちは、震災によって得た教訓を風化させることなく、未来へ受けついでいきます。
そして、震災の被害で、今も、悲しみ、つらい思いをしている方々がいることを真剣に受けとめ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
本日は、本当にありがとうございました。