こんなことがありました。

2月6日(月)雅楽鑑賞教室と雅楽体験:6年生

2023年2月14日 11時36分

エルシステマ・ジャパンの学校支援を受け、雅楽鑑賞教室と雅楽体験を行いました。

エルシステマ・ジャパンから派遣された、『相馬雅楽会 様』にお世話になりました。南相馬市鹿島区にある男山八幡神社の神主である西会長様と5名の会員の方々が来校してくださいました。この日だけでも、3校を回られるということでした。

雅楽は、藤原道長が活躍した平安時代、約1200年前に誕生したこと。楽譜がないので、歌って覚え伝える、そのために時代や場所によって少しずつ変化していること。だから、楽器の打ち方を合わせるための話し合いを【打ち合わせ】というようになったこと。雅楽で一番最後に演奏した曲が千秋楽、だから相撲の最終日を千秋楽というようになったこと。など、演奏だけでなく、雅楽にまつわることもたくさん教えていただきました。

【楽器紹介】

★笙:光を表す楽器とされている

★篳篥(ひちりき):大地を表す楽器とされている

★龍笛(りゅうてき)・高麗笛(こまぶえ)・神楽笛(かぐらぶえ)

★筝(そう):雅楽ではメロディではなくリズム担当なため弦が太くて爪も違う

★鞨鼓(かっこ):雅楽には指揮者がいないためこの楽器がバンドマスター。かき上げるように打つ

★太鼓(たいこ):叩くのには独特の作法があり、押し打つ

★鉦鼓(しょうこ)すりおろすように打つ、

 この平安時代のヒット曲であった「越天楽(えてんらく)」という曲を演奏していただいたり、曲に合わせて舞っていただいたり、実際に楽器に触れさせていただいたりと、充実した時間となりました。お忙しい中、本当にありがとうございました。