8月31日(水)5年生宿泊学習:1日目:雄国沼トレッキング
2022年8月31日 18時46分予定よりも30分遅れで、最初の目的地「雄子沢駐車場」に到着しました。宿泊学習最初の活動は、裏磐梯「雄国沼トレッキング」です。コースは、雄子沢の登り口から雄国沼休憩舎までの3km地点を目指し、できればさらに1km先の湿原を目指すというものです。
お世話になったガイドの方がお二人です。裏磐梯エコガイドの会所属の本多勝男 様と佐藤七重 様です。
はじめに、上手に登るコツを教えていただきました。①前の人と間隔を開けすぎない。②足元を注意すること。特に根っこの上を歩かない。③道が細いのでなるべく山側を歩くこと。④植物などいろんなものを見つけて自然を楽しむこと。
代表児童は、「5年生全員で、助け合ってゴールまで行きましょう!」と宣言しました。
3kmの道のりですが、子どもたちにとっては歩き慣れない山道です。ガイドさんたちがペースを考えてこまめに休憩を取りながら足を進めてくださいました。また所々で、今の時期はブナが水を溜め込んでいること・朴木の実・ムササビ活動跡・蟻地獄・白く光るキノコ・落ち葉の栄養で育つ幽霊花などを紹介してくださいました。おかげで全員「雄国沼休憩舎」までたどり着き、美味しいお弁当で栄養チャージをしました。
この雄国沼のハイシーズンは、ニッコウキスゲが見頃となる6月末から7月上旬なのだそうです。また秋になると、草紅葉も美しいそうです。残念ながら時間の関係で、湿原までは行くことができませんでした。湿原の堆積土壌は、1センチ積もるのに30年もかかるのだそうです。ぜひ、機会あればご家族で訪れてみるのはいかがでしょうか。
帰り道もブナ林の中をマイナスイオンを全身で浴びながら降りました。体力的にだいぶキツくなってきていた子も数名いましたが、そこは帰り道、みんなで励まし合いながら一人も遅れずに出発地点に戻ってくることができました。
振り返りでは、代表児童が、「団結して協力して登ることがてきました。ありがとうございました。」「トレッキングのことを教えてくれてありがとうございました。いろんなことが知れました。山には普通のところに生えていない植物がありました。最初は大丈夫だったけど、だんだん急になって大変だったたけど、頑張れました。」と、お礼の言葉や感想を発表しました。