7月5日(火)宿泊学習第2日目[部屋での様子]
2022年7月5日 20時45分お風呂前の部屋での様子です。
お風呂前の部屋での様子です。
2日目最後の活動は、総合研修室でキャンドルファイヤーです。
第1部は、火の儀式です。5人の火の守り達が、協力・友情・努力・健康・自律の火を、火の神から受け取りました。そしてその火を仲間達に分け与え、みんなで「燃えろよ燃えろ」を歌いました。
第2部は、準備してきたスタンツ発表です。トップバッターはマツケンサンバ、2番手はカンナムスタイル、3番手は本能寺の変、4番手はサザエさんダンス、5番手は恋ダンス、そして最後はみんなで懐かしのジンギスカンを踊って楽しみました。短い準備期間でみんなが楽しめるスタンツを準備しきたこと、そのスタンツを全力で踊ったこと、見ている子達も精一杯に盛り上げたこと、短いながらも中身の濃いエキサイティングな時間でした。
第3部は、エンディングとして遠き山に日は落ちてを聞きながら、ロウソクの火を見つめて楽しかった時間に浸りました。
代表児童による振り返りでは、「火の神達の言葉をしっかり噛み締めて聞けたし、カンナムスタイルのダンスもしっかりできたので良かったです。」と発表しました。
2つ目の活動は、野外炊飯です。メニューは、定番のカレーライス!
まずは、所の担当の方から、カレー作りで大切なこととして、安全に協力して美味しく食べれるように作ること。そのための火を付ける時の注意事項やコツ、調理の手順や片付け方などについて丁寧に教えていただきました。
必要なものを準備したら、いよいよ開始。声をかけ合いながら、バタ薪を割ってカマドの準備をする人、米を研ぐ人など、結構スムーズに作業が進みます。しかし、一旦火がついてもいつの間にか消えかかっていたり、野菜を切るのが間に合わなかったりと、多少の想定外も想定内として順調に調理完了です。
感心したのが、一人一人が自分にできることを探しながら取り組んでいたこと。そんな中、忘れられがちな流し場を常に綺麗にし続ける人がどのグループにもいたこと。なかなかやる6年生達です。
サプライズで、同行している卒業アルバム用写真を撮影してくださっている星写真館の西村さんが、No. 1カレーライスを選びました。選ばれたのは、6番でした。西村さんは、これまでたくさんの学校の野外炊飯を見てきているので、価値あるNo. 1です。
最後の片付けも、チームワークを発揮してきっちりやりました!所の方の厳しいチェックも無事にクリアしました。
振り返りでは、代表児童が「みんなで協力して美味しいカレーを作ることができたので良かったです。」と発表しました。
2日目のスタートです。布団に入った途端に寝息を立てるこ子、違った環境で少し寝不足な子それぞれいましたが、全員元気です、2日目の最初の活動は、五色沼周辺のトレッキングです。
全長約3.5キロメートルのコースです。裏磐梯物産館近くの柳沼を出発し、青沼、瑠璃沼、弁天沼、竜沼、みどろ沼、赤くない赤沼を観察して毘沙門沼がゴールです。
ガイドさんによると、火山噴火の後、150年ぐらいしか経過していない環境を見れるのは、貴重な勉強の場所なのだそうです。また、かつては100を超す沼があったのが、少しずつ陸地化が進み、現在は30余りになっているそうです。そして、水質は金属を溶かす酸性の水で、主にアルミニウムが溶けているからきれいなブルーの色が反射して見えるのだと教わりました。
代表児童の振り返りでは、「自然を感じながら散策することができました。相馬で見る沼と違って、沼の色それぞれ違っていたので、面白かったです。僕は生き物が好きなので、たくさんの生き物と出会えて嬉しかったです。ありがとうございました。」と発表しました。
1日目最後の活動は、ナイトハイクです。子どもたちのたっての希望により取り入れた活動です。生活班の5グループに分かれて、お宝を探しながらコースをまわります。
国立磐梯青少年交流の家に入所しました。みんな元気です。
宿泊学習最初の活動は、安達太良登山です。到着時点では快晴でしたが、天気予報で雷の心配があったため、頂上を目指さずにロープウェイは体験し、自然遊歩道のトレッキングに切り替えました。
ロープウェイ初体験の子どもたちも多く、往復の乗車だけでも楽しめたようです。
本来予定していた頂上を目指す登山に比べれば、遊歩道の散策はわずか50分程度の行程でしたが、滑りやすい凸凹道にそこそこの悪戦苦闘です。
飯豊小学校では、5年生が宿泊学習を行なっています。しかし、昨年度は福島県の新型コロナウイルスまん延防止重点期間中であったために、実施することができませんでした。その後は、3年ぶりに開催することができた相馬新地地区小中学校音楽祭やみずほ発表会に集中することになりました。それでも、この子どもたちに宿泊学習を体験させてやりたいと考え、年度を跨いでの実施となりました。
そんな6年生が、いよいよ宿泊学習の朝を迎えました。みんな、大きな荷物を抱えて元気に登校してくることができました。
出発式では、代表児童が「友情、協力、自律をスローガンに友達と協力し合い、自分達で進んで行動したいと思います。頑張ります。」と述べてバスに乗り込みました。
4月と6月に予定しておりました「授業参観」は中止とせざるを得ませんでした。しかし、保護者の皆様と学校が密接に連携を図っていくことは、子どもたちのより良い発達には欠かすことができません。
そこで、4月にお配りいたしました「飯豊幼・小の教育活動についてR4」の若草色のファイルに加えまして、その主な内容が一目でわかるよう、新たに「よくわかる飯豊小学校」を作成しました。
つきましては、ご家庭に1枚ずつお配りいたしますので、お家の目につきやすいところに貼ってご活用くださいますようお願いいたします。また、追加してほしい情報等がありましたら、お知らせいただけますと幸いです。より使いやすいものに改善してまいります。
令和4年度の飯豊小学校のミッションの一つに、相馬地方小学校教育研究会から指定を受けて「特別活動」の研究推進があります。
この日は、5年1組で学級活動の授業を行い、学校の研究計画や授業づくりなどについて、福島県教育庁相双教育事務所から渡邊智幸指導主事に来校いただいて指導を受けました。
5年1組の授業は、8月31日から9月2日に2泊3日で予定している宿泊学習で行う「レクレーション」について話し合いを行いました。楽しみにしている行事なだけあって、みんな積極的に意見を出し合いました。
子ども達が下校した後、教員全員で振り返りの研修会を行いました。
はじめに、今年度の研究計画について研修主任が発表しました。次に、3つのグループに分かれて、テーマに迫るための手立てが有効に働いたかどうかを協議しました。そして、グループごとに話し合ったことを共有しました。最後は、渡邊指導主事から指導助言を受けました。
充実した研修とすることができました。これからの研究推進に活かしてまいります。